ドーピングチェック

新方式ドーピングチェックについて

簡易ドーピングチェック

従来ドーピングチェックはJADAのみで行われており、採尿のため時間と人員がかかり、環境も規定されており、費用も高額なため対象大会、検体数も限られていました。

導入予定のドーピングチェックは、汗、皮脂の採取で従来方式に比べ簡単に採取可能で、特定薬物を筋肉増加作用のあるものに限定することで費用も安く済むため、どの大会でも制限なくチェックが出来るメリットがあります。

クリーンで公平な競技のため、JBBFではこの方式を多くの大会での実施を進めます。

現在、全国で選手の協力を求め判定の基準閾値の把握、特定薬物の検査精度の確定をしており

愛知県では全ての大会でこの検査方式を実施します。

⚪︎新方式のポイント

検体採取  : 薬品を含ませたシートで被験者の体表から汗/皮脂を拭き取り採取(テストには2種類のシートを使用)  短時間で完了

    採取検体を封印し検査に送る。

検査 :  検査は警察等による薬物検査で実績のある企業が行い、抽出対象となるのは、WADAで禁止薬物に指定されているものの中で筋肉増強作用の認められる禁止薬物(競技により多種の禁止薬物が指定されているが、ボディビル競技で使用される筋肉増強作用を持つ薬物等、大会時使用禁止薬物)に限定します。

こうすることで、時間と費用を節約でき検体数も多く出来ます。

※ 検査の結果、違反薬物の使用が出た場合、→ 直ちに違反が確定/氏名公表をするのではなく、違反選手をJADAに通告し、その後、→JADAから従来方式のドーピングチェックを受ける等の通告、または処分の決定。→通告後その結果で規定の処分を決定する。

⚪︎大会によっては、従来通りのドーピングチェックを行う大会もあります。

抜き打ちドーピングチェック、指名ドーピングチェックについても従来通りです。

※簡易ドーピングチェックが行われる大会にエントリーしていなくても、指名された場合は会場に出向き検査を受ける義務があります。

正当な理由がなく拒否することは出来ません。都合のつかない場合は、別の会場での検査に振替となります。(大会時使用禁止薬物に限定しそれ以外WADA規定の平時禁止薬物は除外します。)