大会結果他
2024 大会入賞者と審査員コメント
愛知県フィットネス選手権 入賞者/講評
ビギナーズフィットネス 160cm以下
藤松直子
1位 権田 郁美選手
バランスよく筋肉がついておりビギナーズフィットネスらしい仕上がりでした
アウトラインも綺麗でした。ステップアップし挑戦してほしいです。
2位 國重 真理選手
ステージに立った瞬間からとても素敵な笑顔で観ているこちらも引き寄せられました。
鍛え上げられた体でしたが背中からウエストのラインが弱くポージングに磨きがかかるといいかと思います。ステップアップし挑戦してほしいです。
3位 澁谷 隆子選手
全体的の筋肉のバランスはよかったですが筋量を増やしメリハリのあるアウトラインに
仕上がるといいですね。また挑戦してください。
4位 小清水 加代選手
肩から腕のラインが鍛えられて素敵でした。背中のアウトラインが弱くトレーニングで強化しポージングに磨きをかけてまた挑戦してほしいです。
5位 加藤 愛海選手
緊張していたのかとても表情が硬くもっとステージを楽しんでほしかったです。
シェイプアップし筋量も上げてまた挑戦してほしいです。
ビギナーズフィットネス160㎝超級
1位 日野 美香選手
アウトラインが綺麗で程よく鍛え上げられた筋肉が素敵でした。
お尻も引き締まったラインが綺麗でした
さらに磨きをかけステップアップしステージに上がってほしいです。
2位 小田 旬子選手
初心者とは思えない素晴らしい筋肉に引き締まったボディラインでした。
笑顔もキュートでステージを楽しんでいるのが見てわかりました。
ステップアップし挑戦してほしいです。
3位 冨田 茜選手
程よく焼けた肌か健康的に観えて素敵でした。
シェイプアップされていましたがアウトラインが弱くポージングに磨きがかかると
いいですね。また挑戦してください
4位 千村 みさき選手
笑顔がとても素敵でした。
シェイプアップし体全体の筋量アップを目指してまた挑戦してほしいです。
ボディフィットネス
廣田ゆみ
163cm以下級
優勝:阿部希実選手
堂々とした美しいポージング、気持ちの良い張りのある筋肉、特に三角筋の丸みが他の選手より秀でており、優勝は間違いないとわかるほどの見事な出来映えでした。今後は全国大会に向けてさらに筋量アップに励んでほしいと思います。
2位:外岡涼子選手
しっかりした筋肉の持ち主で、特に広背筋、大腿四頭筋が目立ちました。まだ経験が少ない故に、ポージングに粗が目立ちました。特に両膝の間に隙間を作らないよう足をそろえて美しく立つ訓練が必要です。ポージングを改良することで、持ち前の筋肉がさらに引き立ってきます。今後の成長に期待しています。
3位:大岩典子選手
今年は順調にトレーニング出来ていたことを感じさせる張りの良さを感じました。舞台で一回り大きく見える堂々とした見せ方は、他の選手のお手本になります。最年長とは思えないしなやかな動きと表現力には頭が下がります。
4位:熊谷良恵選手
上位争いに加われるはずのバランスの良い筋肉の持ち主です。しかし今回は一昨年の優勝時に比べて身体の張りが無く、特に肩のラインや広背筋上部が上位選手と比べフラットな状態だったのが敗因です。大会当日にピークを持って行くのはどの選手にとっても難しいことですが、気持ちを切り替えて頑張ってほしいと思います。
5位:石原志津子選手
最下位ではありましたが、明らかに昨年より身体もポージングも上達していました。何より心から楽しんでいる表情が、見ているこちらにも伝わってきてとても好印象でした。課題は肩の強化です。これからも若い選手に引けを取らず頑張って欲しいと思います。
163cm超級
優勝:小池敦子選手
ボディフィットネスとしては線が細いですが、しっかり調整した身体が評価されました。「継続は力なり」を実証してくれました。年々ポージングや表現力を磨き続けた結果だと思います。念願の優勝おめでとうございます。
2位:大井さおり選手
ポージング講習会の時から見違えるほど良くなっていました。しっかりポージング練習をしてきたことが伝わってきました。表情も良く、見ていて気持ちよいポージングでした。
今後はサイドポーズの身体のひねりを訓練することでさらに良くなると思います。
3位:岸野悠佳選手
並外れた筋肉量で、他を圧倒する迫力があります。それ故にバランスが悪い、調整不足と評価されがちですが、昨年よりは引き締まった印象を受けました。ポージングはメリハリのある身体をとても魅力的に表現していました。今後多くの審査員から評価されるためには、オフシーズンから食事を管理する必要があります。他の選手には無い財産(筋肉)を十分に活かせるよう1年を通して調整できるようになってもらいたいと思います。
4位:村上ひかる選手
まだまだ未完成の選手ですが、好印象を持ちました。今後良くなる可能性を秘めた選手です。積極的に大会に出場しながら、モチベーションを維持してしっかり体を作っていってください。オフにもポージング練習を怠らず、ヒールでの美しい歩き方を習得することで、表情にも余裕が出てきます。今後の成長を楽しみにしています。
ビキニフィットネス講評
愛知県ビキニフィットネス選手権大会
講評 松宮悠夏
愛知県は数多くの全国チャンピオンを選出しているビキニ激戦区。
毎年この大会から全国レベルのスター選手が
誕生します!
今年も熱い闘いが繰り広げられました。
158cm以下級
優勝 藤原 里恵選手
デビューの時から注目していた選手。
昨年から筋量も上がり、ビキニらしいアウトライン、丸いヒップ、優雅なステージングに目を惹きつけられました。
ややコンディションが甘かったのでウエスト周りをハードに仕上げ、愛知県代表としてオールジャパンで活躍してほしい。
2位 奥村 悠選手
昨年からカテゴリーを変え見事に準優勝。
表情豊かでステージング、コンディションともに素晴らしかった。
筋量が上がり、アウトラインとウエストにギャップが出るとさらに良くなるでしょう。
これから期待の選手です。
3位 白石 彩乃選手
コンディションに甘さはありましたがしっかり鍛えられたボディで昨年より仕上がっていたと思います。
ポージングかぎこちなかったのてしっかり仕上げてまた挑戦してほしい。
4位 渡邉 美雪選手
ビキニらしいアウトラインをお持ちの選手。
筋量を上げて肩、ヒップに丸みを。
アウトラインを強化しながら身体作りをしていってほしい。
表情が硬かったので、表現力が豊かになると良くなるでしょう。
5位 田口 愛捺
とても女性らしいアウトラインをお持ちの選手。
年々仕上がりが良くなっていたので今年も期待していた選手でしたが、コンディションが悪かったです。
ウェイトコントロールを計画的に仕上あげてまた挑戦してほしい。
163cm以下級
優勝 水野 菜緒選手
ビキニらしいアウトラインで昨年から注目していた選手。
筋量も上がり丸みのある肩、ヒップ、細いウエスト素晴らしい仕上がりだった。
表情豊かにさらにポージングを安定させて、コンディションもしっかり仕上げてオールジャパンに挑戦してほしい。
2位 外ノ池 文乃選手
出てきた瞬間から目を惹きつけられました。
今年デビューとは思えないくらい堂々としたステージングにコンディション、素晴らしかったです。
課題は上半身。背中の広がりが弱かったです。
肩からウエストにかけてのアウトライン作りをしっかりやっていってほしい。
3位 鈴木 奈菜美選手
筋量もあり、鍛えられたボディで特に肩の丸み、お尻が綺麗でした。
バランスがとても良いのでアウトラインを強化してメリハリができればさらに良くなるでしょう。
これから期待の選手。
4位 山田 かなで選手
手脚が長く、プロポーションの良い選手。
華やかな印象は目を惹きつけられました。全体的に筋量を上げ丸みをプラスして
メリハリのある身体に仕上げれば評価が上がるでしょう。
5位 飯田 真莉選手
綺麗なボディラインなので全体的に筋量を上げて、アウトラインにメリハリができれば良くなるでしょう。
コンディションが甘かったのでしっかり仕上げてまた挑戦してほしい。
6位 高橋 チエミ
しっかり鍛えられたボディに華やかな印象の選手。
アウトラインを強化するとよくなるでしょう。課題はシェイプです。
しっかり仕上げてまた挑戦してほしい。
163cm超級
優勝 大関 あや美選手
魅せ方、コンディションともに目を惹きつけられました。
筋量も上がり、ビキニらしいアウトラインに。
ステージングになめらかさがプラスされるとさらに良くなるでしょう。
オールジャパンでも活躍してほしい。
2位 迫田 涼子選手
プロポーションが良く、しっかり鍛えらたボディ。
ポージングが安定していなかったので軸がぶれないようにするとさらに綺麗に見せれると思います。
コンディションが甘かったのでしっかり仕上げてまた挑戦してほしい。
3位 萩原 彩選手
メリハリがあり、しっかり鍛えられたボディ。
とても華やかな選手。
絞りが甘かったのでしっかり仕上げれば上位を目指せると思います。
ポージングも優雅にできるとさらによくなるでしょう。
愛知県フィットネスチャンピオンシップ エントリーモデル講評
山下さとこ
158cm以下級
【優勝 132 中村 摩美選手】
肩の筋肉、背中の筋肉がしっかりついていてトレーニングの成果を感じました
フロントもバックポーズもアウトラインがとてもがよかった
ポージングも反応が早く、美しく決まっていました
横のポージングの腰の反りがどの選手よりも美しく優勝の決定打となりました
ドレスさばきや髪のさばき方も余裕がありました
笑顔が自然でかわいらしく交感が持てました
【2位 130 近藤 夏代選手】
美しく仕上がっていたが、筋肉の量が中村選手より少なかった
特に肩の丸みがもう少し欲しい
ポージングが遅く、髪のさばき方に慣れていない感が出てエレガントさに欠けたのは残念
しぼりは3位の選手の方が上だったが、筋肉量で2位に選びました
【3位 131 山川 ゆかり選手】
美しく仕上がっていました
フロントの絞りはとてもよかった
肩、背中、太ももの筋肉量が他の2人より少なく
ポージングの反応が遅く、横のポーズも反りができていなくて残念でした
更にトレーニングを積んで、ポージングの練習もしたらよくなると思います
158cm超級
【優勝 134 中島 リリアナ選手】
肩、背中、足、の筋肉量もう分なく、しぼりも一番よかった
ポージングも美しかった
フロントポーズでドレスがさばけず、足がでていなかったのが残念
圧倒的筋肉量と絞りで優勝
【2位 136 杉山 夏紀選手】
美しく仕上がっていました
優勝の選手と引けを取らなかったが、少し筋肉量で負けました
良く絞れていて、笑顔もポージングもとてもよかったです
【3位 137 小川 ひとみ選手】
美しく仕上がっていました
肩、背中の筋肉が2位の選手より少なかったのと
サイドポーズはもう少ししっかりと反って決めて欲しいですね
歩き方はやや、やりすぎ感がありました
【4位 135 八田 恵理子選手】
肩、背中の筋肉がもう少し欲しい
腕もしぼりが足りないのでボヤっと見えてもったいないです
全体的な印象は美しく悪くないので、あとは筋肉と絞りですね
【5位 133 福井 友賀選手】
筋量が少し足りない感じで絞りが甘かった
バックポーズで右の肩甲骨が開いていませんでした
フロントポーズは前傾しすぎ ていました
肩と背中のトレーニングが課題ですね
愛知県メンズフィジーク
講評…工藤修平
個人的な話で申し訳ありませんが、今回初めてメンズフィジークの講評を書かせて頂きました。
元来がビーチで一番カッコいい身体を決めるコンテストという非常に開放的なコンセプトで始まった競技です。
当然ですが、ボディビルとは全く違ったアプローチが必要でその点で随分苦労しました。
反面、年々進化されて行く選手達を一番近くで拝見させて頂ける事に、非常に重い責任と喜びをひしひしと感じました。
168㎝以下級
1位 水野敦選手
数年前、ボディビルでデビューした時には、色の白い高校球児的な雰囲気の選手でした。
ところが、フィジーク競技者として年々洗練されて来て、それと同時に身体にも素晴らしい成長を感じました。
特にサイドポーズの肩から胸更に腰までのラインは素晴らしく、バックポーズでも見事に下背部までをコントロール出来てました。
ただ、フロントポーズを入れ替えた際の右手のポジションに若干の研究の余地を残してると思いました。
ショーツ、髪型、表情どれもとっても優勝者として相応しく、更に上の大会を目指して欲しいと思います。
2位 八木秀明
肌の密度、質感と非常に素晴らしい選手で、野生的な雰囲気で最後まで優勝者に食らいついての2位だったと思います。
肩の張り出しと背中も素晴らしく特に腹筋は優勝者を凌いでいました。
もう少し胸に筋量が付けばそれを生かせたと思います。
更に上を目指して頑張って欲しいと思います。
3位 中島はじめ選手
深くてデカい腹筋に見事な肩の張り出し、更にシンメトリックな上半身とフィジーク競技で優勝するだけの要素を充分に兼ね備えた選手だと思います。
ただ今回は少し甘かったかな?
あと一歩上位2人の牙城を壊す域には届かなかった気がします。
4位 山下浩平選手
細いウェスト、広い肩幅、肌の焼き込みも充分でフロントポーズが非常に映えラインナップからとても目立っていました。
身体の厚み、特に大胸筋上部の筋量が付けば近い将来にこのクラスを制する力は充分にあると思います。
5位 白石和也選手
表彰式後、通路で引き上げる彼を見て「凄い仕上がり!」と驚きの声を上げた審査員は私です笑
それ程の素晴らしい仕上がりでした。
課題は自分自身でも言ってたとおりバルクアップですね。
身体の厚みもですが、腕の筋量が増えればガラリと雰囲気も変わると思います。頑張ってください。
6位 竹内賢吾
大激戦の入賞ラインを見事に突破して来たのは竹内選手。
まだポージングは肩がすくみぎこちなさが残ってました。
仕上がり的にフロントポーズも良かったですが、バックポーズは更に別人の様な素晴らしさで、もう少しゆっくり見たかったです。
172㎝以下級
1位 遠藤廣紀
強力なラインナップでしたが、完勝だったと思います。
特に大胸筋、三角筋の立体感は群を抜いていて、一つ上のレベルの大会を見ている錯覚を起こすほどでした。
しかし予選に比べて決勝で、ややミッドセクションがボヤけて見え少し評価を下げてました。あと背中がもう少しの所で広がりきれてなかったのも気になりました。
課題を克服して更に上の大会を目指して欲しいと思います。
2位、宮島啓輔
展開的にも、スコア的にも優勝者との一騎打ちの様相でしたが、あと一歩で頂点に届きませんでした。背中の広がり、腹筋と素晴らしかったです。優勝する為には大胸筋下部をしっかり出せると良いと思いました。あとポージングのふらつき(特にサイドポーズ)が少し気になりました
3位 近藤風太
サイドポーズの完成度が目につきましたが、反面フロントポーズの左手にもう少し研究の余地ありと感じました。
あとショーツ選びも少し冒険的だったかな?と感じました。(これは決して否定ではありません。)
身体的には肩、大胸筋の充実具合いが素晴らしかったです。
4位 本多智史
まず腹筋と大胸筋の充実ぶりに目を奪われました。
全体的な仕上がりも素晴らしかったです。
ただ今回のメンバーで表彰台を目指すにはやや厚み不足という判断だったかもしれませんね。バルクアップは難しいですが、頑張ってください。
5位 高橋考治
非常に筋肉のメリハリに長けた選手だと思います。
筋肉のセパレートは素晴らしかったと思います。
腕にバルクが付けば更に良くなると思います。
バックポーズもしっかりとした仕上がりでした。
6位 松井直樹
大接戦の入賞ラインを見事に勝ち抜いた松井選手。
まだV字シェープは完成途中な感じですが、サイドポーズでは充分アピール出来てたと思います。
ただ、フロントポーズで右手を後ろに引き過ぎるのは、自分の立ち位置を考慮しての事だと思いますが、少しやり過ぎかなと思いました。全体のバランスを崩してましたし、何よりせっかくの素晴らしい腹筋が勿体なかったです。
最後に審査講評を書くにあたり毎年頭を痛めてますが、YouTube上で素晴らしい動画を提供してくださる、マッスルクリエーターな某元ボディビル世界チャンピオン様、毎回お世話になってます。有り難うございます。
講評 佐伯伊都企
176cm以下級
1位 NO.57 木村陸人選手
ウエストも細く肩の張り出しや背中の広がりなど逆三角形が綺麗に表現されておりアウトラインが際立っていた。
ただ、若干絞りが甘いところがありミッドセクションが少しぼやけて見えてしまった。
オールジャパンでも十分に戦えるポテンシャルがあるので是非とも改善し頑張って欲しい。
2位 NO.54 國井紘治選手
年々、体がしっかりとインプルーブされている印象で今年は背中の広がりがさらに良く見えた。
そしてしっかりとした筋量もあり仕上がりは本当に素晴らしかった。
ただ、もう少し肩の丸みが付けばさらに逆三角形が綺麗に見えるので是非ともそこを改善し来年こそは一位を目指して頑張って欲しい。
3位 NO.55 浅井建紀選手
綺麗な逆三角形で仕上がりもよく筋量もありバランスの取れた選手。
ただ、ポージングの影響で厳しい評価となってしまっている印象を受ける。
動きの硬さや軸の傾きなど修正ポイントが多く見受けられたが、逆にそこが改善されれば素晴らしい結果を得ることが出来るポテンシャルを持っているので今後の改善課題として是非とも取り組んで頂きたい。
4位 NO.67 大岡虎太朗
笑顔がさわやかで筋量もありミッドセクションがハードに表現されていた。
TOP3の選手と比較すると逆三角形が若干弱く見えたのとポージングの流れに力みが感じられぎこちなく見えてしまった。
広背筋の広がりと肩の丸みの強化、そして力を入れつつもなめらかなポージングがこなせるようになれば十分に上位を狙えるポテンシャルがあるので今後の改善に期待したい。
5位 NO.71 木下直樹
アウトラインと仕上がりが素晴らしく逆三角形も綺麗に表現されていた。
ただ、上位陣と比較するとメンズフィジークで重要しされるミッドセクションが弱く、また笑顔がなく表情に硬さが感じられてしまった。
笑顔も表現の一つとして大事な部分なので表現力を高めるためにも是非とも取り組んで頂きたい。
6位 NO.62 櫻井零士
笑顔もさわやかで表現力もありバランスも良く綺麗な逆三角形の選手。
ただ、上位陣と比較すると筋量がまだ不足しており若干線が細く見えてしまった感じが否めない。
180cm以下級
1位 NO.80 樋口祐亮
バルクもあり肩の張り出しや背中の広がり、そして逆三角形もきちんと表現されており迫力のあるフィジークの選手。
ただ、色が白く全体的にぼやけて見えてしまった感じが見受けられる。
そしてそしてポージングの時に若干動くクセがあるのでポーズを決めたらきちんと固定しジャッジにアピールすればより一層素晴らしい表現力となるので今後の課題として取り組んで頂きたい。
2位 NO.85 児玉大祐
バルクもあり仕上がりも素晴らしく逆三角形も綺麗に表現されていた。
また、昨年まで少し硬かったポージングも今年はなめらかな動きにインプルーブされていた。
ただ、若干三頭の張り出しが弱いためワイド感が十分に表現されておらず、そこが改善されればより一層素晴らしいフィジークとなるので今後の改善ポイントとして頑張って欲しい。
3位 NO.73 野村一輝
ハードな仕上がりに細く引き締まったウエスト、そしてミッドセクションがきちんと表現されていた。
しかしポージングに課題があり特にバックポーズの時には肩甲骨が若干中央よりとなり背中が狭くなってしまっていた。
魅せ方一つで大きく変わるので今後はポージングにも重点を置き頑張って欲しい。
4位 NO.75 小田祐太
ミッドセクションが強くアウトラインが綺麗な選手。
ただ、トップの選手と比較すると若干バルクで劣る部分が見受けられた。
広背筋の広がりと大胸筋上部の厚みが増せばより力強いフィジークになりトップでも十分に戦えるポテンシャルを持っているので今後の活躍に期待したい。
5位 NO.78 廣田歩
ポージングもなめらかでバルクもありしっかりとした力強さが表現されていた。
しかし、他の上位陣と比較すると若干Vシェイプに劣っていた感じがいなめない。
肩の丸みと広背筋の広がり、そして三頭の張り出しを強化すればより良い逆三角形となるので今後の改善ポイントとして是非とも頑張って欲しい。
6位 NO.81 臼井尚輝
肩から広背筋にかけてワイド感もありウエストも細く綺麗な逆三角形でバランスの良い選手。
ただ、上位陣と比べると全体的にバルクが若干足りなかったのと緊張のせいか笑顔が見られなかった。
バルクはもちろんのこと表現力も重要視されるのでこれらを改善しこれからの活躍に是非とも期待したい。
今後もバルクアップを目指し継続してトレーニングを頑張って欲しい。
180cm超級 講評
1位 №88 岡田実成
この階級は、ステージ真下の審査員席から見上げると、山脈のような壮大な絶景に圧倒されそうになります。その中で、ミッドセクションの彫りの深さと、大胸筋の迫力でひと際目立った岡田選手が山脈の頂上に立ちました。筋肉が肌に貼りつくような仕上がりで、ツヤもよく、欠点のないバランスの良い身体でした。長身の階級で欠点になってしまいがちな「ワイド感」も、しっかりとポージングで表現されていました。さらにもっと高い山の頂上にも立っていただきたいと、強く期待しています。
2位 №90 八木一憲
予選審査で岡田選手に肉薄したのが、八木選手でした。一つ一つのパーツでは、岡田選手を凌いでいるようにも見えましたが、大胸筋上部のボリュームがもう少しあれば、完成度の高いミッドセクションや丸みのある肩が活かされ、さらに強烈なインパクトを受けたかもしれません。バックポーズは抜群にステージ映えしていました。また、午後の決勝審査では、少しフラットに見えてしまいました。ベストコンディションをステージのわずか数分にもってくることは、本当に難しいことですが、この高いレベルだとピークを外さないことも大きな勝負の分かれ目になります。
3位 №91 加藤創
おそらく、少し離れた場所から観たら、一番大きくきれいなアウトラインだったのが加藤選手です。登場したときは仕上がりも良いように感じましたが、審査員席から見て上位選手と比較すると、少しまったりと見えてしまいました。ポーズは大きくゆったりしていて、かつ個性を表現していたので、バランスの整ったアウトラインが活かされていました。コンディションの調整次第で順位が変わっていたかもしれません。
4位 №87 紅林実
上位選手と比べると、ミッドセクションで差が出たのではないのでしょうか。特にウエストの絞りが、背中の広がりに悪影響を及ぼしていました。腹筋もあと少し迫力が欲しいところでした。ポーズ次第では、弱点をカバーできたようにも思いますが、今回は上位三名のインパクトが強すぎたので、表彰台争いからは一歩後退してしまいました。ただ、このレベルで闘うのに十分なポテンシャルをお持ちなので、次回大会は頂点を目指せる体に違いありません。
5位 №86 加藤太基
丸みのある筋肉でスタイルもよい選手でした。筋肉の密度感がもう少し増えると、もっと理想的なスタイルに見えると思います。特に気になったのが背面です。トータルバランスでの勝負なので、ポージングも含めてバックが映えれば、順位は一気に上がると思います。
6位 №93 龍予涵
筋量と仕上がりで、上位の選手とは差がついてしまいましたが、予選ではさわやかな笑顔とポーズで他の選手に競り勝ちました。逆三角形の象徴である背中の広がりは、ポーズ次第ではもっと表現できたように思います。フィジーク向きの素敵なオーラとスタイルなので、筋量があと少し増えれば大きく化ける可能性がある選手だと思います。
MPチャレンジクラス 講評
出口雅浩
チャレンジクラス
1位 №5 中本凱
予選ファーストコールでの勝負は、各パーツが長い分、アウトラインが少し細く見えてしまいましたが、ポーズをとっていくと、存在感が大きくなってきました。特にバックでの肩の張り出しがよく、シルエットが際立っていました。決勝では、ウォーク・比較ポーズともに他の選手よりも落ち着いて丁寧にとっていたので、すべてのトータルで優勝を獲得したように思います。ポーズをとっているときよりも、優勝が決まった時の表情の方が爽やかで、今大会への努力が伝わりました。今後、上の大会でもさらなる活躍を期待しています。
2位 №2 田村将太
ステージに登場したときは、チャレンジクラスにふさわしい、勢いのあるオーラを感じました。仕上がり、肌の色やハリもよく、ミッドセクションの迫力は他の選手を凌駕していました。ただ、ポーズや見せ方に、まだまだ「のびしろ」があるように思います。視線や、指先の動き、静止するタイミングなど、見せ方次第ではもっと特徴を活かせました。今回の勝負では悔しい気持ちもあるかもしれませんが、次回は一段と輝いたステージングを披露してもらいたいです。
3位 №1 國吉優大
一つ一つのパーツの丸みが素晴らしく、腕、肩、胸のバランスがよく、幅も重量感も備えた見ごたえのある選手でした。見方によっては一番迫力があり目立っていましたが、その分「仕上がり」に余裕が残ってしまいました。上位2名の仕上がりが良かったため、結果に差ができたと思います。ベストコンディションでステージに上がれば、結果は大きく違っていたかもしれません。
4位 №7 堤新吾
フィジークにふさわしい、まとまったボディラインが見栄えをしました。仕上がりや色も良かったと思いますが、ポーズをとっていくと、上位3名の選手よりもおとなしく、目立たなくなってしまいました。特にサイドからバックにかけては、肩、腕の筋量が少し物足りなく感じました。バックポーズでは、弱点をポーズでカバーできず、きれいなシルエットが活かされていなかったのではないでしょうか。体の一部が変わるだけで、印象が大きく変わり順位も上がると思いますので、今回は届かなかった表彰台を目指して、頑張ってください。
5位 №9 竜田晃佑
重量感のある体で、腕・肩に目がいきました。ただ、仕上がりに甘さが残っていることも気になりました。また、ポーズの取り方、見せ方がフィジークよりも、ボディビルに近いような感じがしました。マスキュラ―ポーズのように筋密度をアピールすることよりも、トータルバランスでシルエットをアピールすると、発達した肩や腕がもっと活かされたかもしれません。
6位 №10 足立正博
上位の選手の完成度が高かったので、決勝審査では、後れを取ってしまいましたが、予選での比較勝負は、丁寧なポージングと、腹筋で差をつけて見事勝利されました。肌色の仕上がりでも、損をしていたように思います。
ゲスト 本田有希子選手
特別賞
ベストフィジーカー 岡田実成
ベストフィットネス 阿部希実
8/11愛知県ボディビル選手権
男子ボディビル 入賞者/講評
2024年 愛知県選手権 男子ボディビル by 水野 直門
今年も41名と多くの選手が出場し、年々レベルが上がっている印象を受ける。
特に若手の選手層が厚くなり、予選通過のためには、仕上がりはもちろんのこと、ある程度のバルクが求められる状況となっている。
優勝 岡 龍弥
既にブロック大会では優勝するなど実績は十分で、今回初タイトルとなった。バルク、カット、バランスとどれをとっても良く、文句なしの優勝であった。今後は全国レベルでの活躍を期待したい。
2位 佐野 遼太郎
2位から4位までは僅差の戦いであったが、中でも仕上がりは最も良いと感じた。背中の広がりがもう少しだが、初参戦での2位は見事である。
3位 久野 裕介
愛知県選手権の常連で、筋量、バランスが良く、今年は特にコンディションが良好な印象。
今後も優勝争いをしてほしい選手の一人である。
4位 中島 雄太
筋量、仕上がりは良好であるが、脚やカーフが特に目立つだけに、上半身とのバランスで損をしている印象。さらに上位進出には、上半身のバルクアップが課題か。
5位 出光 未来
昨年の予選落ちからジャンプアップ。アウトラインが素晴らしく、特に背中の広がりが印象的である。バルクがつけば、優勝争いも夢ではないと感じる。
6位 Eugene Tan Chuen Liang
もともとバランスの良い選手であるが、バルクが付き、体も成績もここ数年ステップアップしている印象。今後もさらに上位を目指してほしい選手の一人である。
7位 榊原 徹
バルキーな体で迫力があるが、全体的に仕上がりが甘く、もう少し絞りが必要と感じる。仕上がりが良ければ、もっと上位を狙えると思う。
8位 古野 洋輔
バルキーな体で、比較的仕上がりも良く、昨年の予選落ちからジャンプアップ。
もう少しハードな仕上がりがあると良いか。
9位 近藤 安弘
ハードな仕上がりが印象的であるが、バルク不足が目立つ。もう少し全体的に体の厚みが欲しいところ。
10位 中村 大輝
2年連続の予選通過となった。バランス、カットは良いが、上位を目指すには全体的にバルク不足か。
11位 彦坂 篤徳
コメントする以前に、長年に渡って予選通過する体を維持していくことは、大変であり、尊敬に値する。今後も体調管理して続けてもらいたい。
12位 馬渕 祐輔
予選落ちが続いていたが、今年は通過となった。年々試合のレベルが上がる中で、毎年挑戦を続ける姿勢は素晴らしいと思う。上半身の厚みがもう少しあると良いか。
チャレンジクラス by 西田哲之
第1位青木悠真選手
圧巻の優勝 バルク、バランス、プロポーション三拍子そろっている。こんなに完璧な選手はなかなかいない。特に細いウエストから伸びる上半身の迫力に加え、下半身はその細いウエストから下へ広がるように、身体を文字に例えるなら「X」の一番いい形となって観客を魅了した。ボディビルダーにとって最高のフレームをもっている。今後は全日本を視野にどんどんインプルーブしていってほしい。
第2位金子健史朗選手
長身だが全体のバランスは言う事なし。背中を絞るポーズではゴツゴツ感が迫力ある。手足長く長身であるがゆえに更なるバルクアップで全日本も視野に入れられると思う。今回1位の青木選手に迫り一歩及ばなかったものの、堂々の準優勝である。今後の愛知、東海、更に上を期待している。
第3位鈴木躍丸選手
上半身のバルクがすごい、マスキュラーなど絞るポーズではさらにその筋量が増して見える。身体の色もいい。そして何よりも気迫のこもったステージングは、今まで努力してきた想いをステージにぶつけているようだった。圧倒された。
第4位夏目寛太選手
ポーズをしっかり練習している感じが見受けられた。それだけポーズが上手く、とくにフロントのダブルバイセプスポーズが素晴らしい。あとはバルクアップで一気に飛躍できる選手である。
今回のラインナップで、4位と言う順位は素晴らしいと思う。あと一歩で表彰台を逃した借りは、また舞台の上で倍返しして欲しい。
第5位佐竹悠汰選手
ハム、ケツがしっかり出ていた。全体の脚の形も良く、今後さらに脚のサイドのふくらみを増したらもっとすごくなる。持って生まれた完全な武器である。そして流れるようなフリーポーズはベストポーザー賞を受賞してもいいくらいの出来だった。これも個人的な感想だが、このカテゴリで一番のベストポーザーであることは間違いない。
第6位国本晴暉選手
胸がいいということもあるが、サイドチェストポーズをとるとさらに厚みが出て素晴らしいアウトラインをみせる。自分が感じただけかも知れないが、フリーポーズでは、選曲は異なるものの、あの須江選手を感じさせる迫力のあるポーズだった気がする。胸以外にも自分の武器となる部位を発達させてきたら、末恐ろしい選手になると思う。
第7位三幣純也選手
肩に強みがある選手である。肩を大きくすることはなかなか容易ではないが、彼の場合すでにそのポテンシャルが備わっている。しかもポーズがうまい。個人的にはもっと上を狙える選手であると思う。
第8位酒向立晟選手
バックラットスプレットでの広がりが素晴らしい。大円筋からウエストにかけて弧を描くような丸みは、必ず武器になるだろう。フリーポーズも選曲もいい。かなり練習してきたことが伺える。長身だが全体のバランスもいいので横に広がるバルクを付けたら、元々のバランスの良さが更によくなり、トップを目指せるだろう。
第9位野田修平選手
腕、特に二頭筋のピークが高く、腕を曲げるポーズはフロントでもバックでも目を引く。足もハムがしっかり出ていてキレも申し分なかった。キレもあり絞りもいい。今後着実に筋量を伸ばしていけば一気に上位を狙えると思う。
第10位野田有蒔選手
背中の広がりが圧巻で目を奪われた。ただ広がるだけでなく背中の丸み、形もいい。フロントダブルバイのポーズが上手く、美しいシルエットを描いていた。今後どんどんバルクアップしていけば更に上位を狙える選手である。
第11位木村好希選手
背中の完成度が高い。特に背中の上部に目が行く。バックダブルバイでスクイーズしたときの迫力はすさまじい。その分全面を更に強化していけばいう事なし。今後楽しみな選手である。
第12位細江宏基選手
先ず腕が目に飛び込んでくる。腕のピークはいいものを持っていて、特にフロントポーズをとると上半身のバルクが映える。いい意味で将来的にバルクで押していくタイプの選手だと感じた。これからも筋量を増やし更なるバルクアップを期待している。
女子フィジーク by 高瀬恵造
1位 堂山明美
ファーストコールの3選手は接戦で混戦模様となりましたが、上位3選手の中では筋量があり、カットも深く見られたことが優勝につながったことと思います。1番の成長はポージング練習に相当時間を費やした成果が見られうまく表現しておりました。今後も全日本を目指して頑張っていただきたいと思います。
2位 小池敦子
マッスルビューティーの理想である「強く、柔らかく、美しく」と3拍子揃ったボディーの選手で3回目のベストポーザー賞は流石です。
デッドリフト効果で背中の筋肉がの広がりと厚みを感じました。今後はさらに筋量アップして全国大会に挑戦してほしいです。
3位 吉原万寸美
全体的によく絞れていて、上位3人の中では1番カットが出ていました。特に肩から腕、足のセパレートが良かったと思います。1位票が2票入っていて、上位3人との差が僅差だというのがよくわかります。独特なポージングでうまく表現しています。今後も全国大会を目指し頑張ってください
4位 木村和美
今年は体の故障もありましたが、うまく調整して上半身のサイズアップが見られました。もう優勝経験もあるベテランの木村選手、今年も5大会にチャレンジする精神には他の選手達の刺激を促すことと思います。
5位 永田由似
今回はじめての出場で減量も頑張ったそうですが、来年は筋量が増えたボディを目指して頑張って下さい。ポージングは半年かけて創った成果が出ていました。手足が長いので美しいポージングが取れると思いますので自分の長所を生かしたポージングを期待します。
6位 彦坂陽子
2011年から毎年大会にチャレンジする姿にはもうレジェンド的選手であります。今回は少しばかり甘かったように感じましたが、また来年もチャレンジしていただきたいと思います。
7位 布目元子
年齢的にも毎年大会出場の頑張りには頭が下がります。全国においても布目さんの年齢の選手は数える位少ないので、来年も頑張ってください。ポージングも練習に時間を費やした成果がうまく表現できていて、昨年より広背筋の出し方が上手くなっていたと思います。
クラシック by 工藤修平
-165cm
1位 千田眞一郎
今年は昨年以上にしっかりと焼き込み丹念に仕上げて来た印象でした。
ポージングもバキュームポーズを取り入れた腹部のコントロールは見事で、更に一度ポーズを取った時のブレない安定感は流石ベテランらしく他を凌駕してました。
2位 西野徹
惜しくも今年も2位でしたがアウトラインの良さ、Xラインはこのクラス1だったと思います。
更に肩、胸の筋量も豊富でいつ優勝してもおかしくない実力を強く示せてたと思います。
課題の脚前面のカットもかなり改善されてたと思いますが、あともう少し出せればなと思いました。
3位 熊谷健
今年はやや甘めだったのか、上位2名に比べ肌の白さとミッドセクションの甘さで遅れを取った印象でした。しかし大胸筋、四頭筋を含めた全身の筋量は豊富で近い将来このクラスを制する実力は充分にあると改めて感じました。
4位 中本純
やや厚みに欠けて見えましたが肌の色艶がとても良く、非常に密度を感じさせる素晴らしい仕上がりでした。胸上部に厚みが付けば更に良くなると思います。淡々とポーズを取っている印象でしたが、逆にそこに個性を感じました。
5位 平田光男
年齢によるハンデも全く感じず今年も基本ポーズ、フリーポーズとも若い選手のお手本となる見事なステージでした。
6位 細江宏基
非常に腕のバルクに長けた選手で、全身がバルキーな印象でした。胸の厚みが付けば更に良くなると思います。仕上がりは例年に比べかなり良くなってると思いました。
クラシック−168cm
1位 中島雄太
既に一般でもタイトルを狙える位置にいる選手。流石にこのクラスに入ると他を凌駕して見えました。特に得意な脚、カーフは根の生えた様な強靭さを感じました。
2位 Eugene Tan Chuen Liang
ここ1年で最も伸びた選手の1人だと思います。上半身はもちろんの事、脚でも中島選手に食らいつきその力を存分に見せつけてくれました。
3位 村手健人
非常に絞れてました。仕上がりはクラス1番だったと思います。アウトラインも伸びやかでとても良かったです。来年は優勝を目指して更なるバルクアップを期待します。
4位 三宅健之
非常に完成度の高い選手で、前面、後面含めてとても纏まってました。順位的には仕上がりの差で表彰台を逃しましたが、それ以上を狙える力は充分にあると思います。
5位 渡辺歩夢
非常に魅力的なダブルバイを取れる選手です。まだバルク面でも成長途上でしょうが、来年以降更に進化した彼の"フロントダブルバイセップ"を見たいです。
6位 田原正道
体調不良なのか随分張りを無くした感じに見えました。バランスとアウトラインの良い選手だけにもう一度立て直して欲しいです。
クラシック -171cm by 細江俊朗
1位 No125日高 豪志 選手
全体的にバルクがあり絞りも良かった、特に下半身のバルクとキレは目を惹いた。もう少し上半身のバルクをつければもっとバランスが良くなり一般でも上位を狙えると思う。
2位 No122 鈴木 躍丸 選手
上半身のバルクとキレが良くポージングも上手い、下半身のバルクとキレがあると優勝も狙えると思う。
バランスのいい選手であるので改善できれば一般でも戦える。
3位 No124 板倉 俊介 選手
キレはバツグンであったが、全体的に線が細く見えるタイプである為、バルクをもう少しつければ優勝も狙える。
4位 No123 阿部 圭悟 選手
バランスの良い選手であるが、全体的に細い感じがする。今後はバルクをつければ優勝も狙えると思う。
5位 No127近藤 鷹次 選手
空手のフリーポージングがユニークで良かったと思う。近藤選手もバランスは良いが、全体的に細く見えた。今後はもっとバルクをつけたら表彰台も狙えると思う。
6位 No126 有馬 究一 選手
キレとポージングはまずまずであったが全体的に細く見えた、もう少しバルクをつければ上位も狙えると思う。
クラシック -175cm
愛知クラシックボディビル-175cm以下級 講評
1位 No130 佐野 遼太郎 選手
全体的にバランス・キレは纏まっており優勝となった。ポージングの見せ方も良かったが、下半身のバルクがあれば、もっとバランス的に良くなると思う。
2位 No133 出光 未来 選手
バランスが良い選手である若干、白くボケた感じがしたが日焼けと絞りを強化すれば優勝も出来ると思う。次回に期待したい選手である。
3位 No140 辻 幸之介 選手
バルク的には申し分ない絞りが若干甘く今回の順位となったが、上半身と下半身のバランスは良かった。もう少し絞りと調整を上手くやれば一般でも通用する選手である。
4位 No131 城 公平 選手
この階級では最も絞れておりキレは良かった、バランスも良いが全体的に細く見えた感じがした。今後はバルクをもっとつければ上位も狙える選手である。
5位 No135 山下 駿平 選手
バルクとポージングの見せ方は良かったと思う。特に脚のバルクに目を引いた、バランス的にも良い選手であるので絞りと上半身をもっと強化すれば良いと思う。
6位 No142 矢吹 勇太 選手
この階級では身長が高いせいか全体的に細く見えた、絞りは良いが白く見えた為ハード差が出なかった。今後はもう少しバルクをつければ上位も狙えると思われる。
クラシック +175cm
愛知クラシックボディビル175㎝超級 講評
1位 No153 青木 悠真 選手
バランス・バルクは他の選手を圧倒しており優勝となった、しいて言えば上半身の胸から肩にかけてもっとバルクが欲しい気がした。ポージングも上手いので一回りバルクがつけば一般レベルにも通用すると思う。
2位 No144 富田 歩 選手
絞りも良くバランスの良い選手である。バルクがもう少しあれば優勝もあった。ポージングも上手く質感も良く見えた。
3位 No154 森本 拓矢 選手
上半身、下半身ともバルクがあったが、ポージング、特に正面とサイドの見せ方を工夫すればもっと良くなる。折角良いものを持っているのにボケた感じがした。
4位 No147 太田 竜也 選手
バランスの良い選手であるが若干細く見えたが、バックポーズ良かった。全体的にもう少しハード感があれば上位も狙える思う。
5位 No146 三幣 純也 選手
バルクもバランスも良い選手であるが、若干白くボケた感じに見えた上位と比較するともう少しハードに仕上げたほうが良い。
6位 No151 池田 修平 選手
絞りは良かったが全体的に細く見えた感じがした。ポージングも見せ方をもう少し工夫したら良い。キレは良いのでバルクをつけたら上位を狙えると思われる。
ゲスト 杉中選手
東海ボディビル選手権 講評
8/12 東海ボディビル選手権
男子
2024東海男子ボディビル 講評 宮島 望
1位 森本功太(三重)
昨年の日本クラス別65㎏級でもサイズ感では上位に匹敵していたが今回は更にサイズ感が増し、特にバックダブルバイは大迫力であった。大腿部の仕上がりに課題があるので対策して日本クラス別選手権での活躍を期待する。
2位 岡田英樹(岐阜)
日本クラス別85㎏級でもサイズ負けしないバルクが魅力であるが、皮膚のドライ感とバックポーズ時で背中のマッスルコントロールが課題である。来年はぜひ栄冠を手にしてほしい。
3位 久野裕介(愛知)
均整の取れた体型と鋭い仕上がりが特徴だが今回は鋭さが欠けていたように見えた。日本クラシックボディビル選手権での活躍を見てみたいと思う。
4位 西村拓樹(三重)
長身と長い手足に細さを感じさせないバランスの取れた筋肉が特徴である。全身のサイズアップともう一段上の仕上がりで日本クラシックボディビル選手権に挑戦してほしい。
5位 松永知樹(静岡)
今回の参加選手の中で仕上がりの鋭さが最も目立った選手である。この仕上がりそのままに上半身の厚み、肩のバルクを増やせるとトップ3が見えてくる。
6位 井坂真也(愛知)
小柄でバルク派で無いにもかかわらずスケールの大きなポージングが特徴であるが、今回はやや精彩を欠いていたように見えたのでコンディションを整えて上位大会で活躍を期待する。
7位 中島雄太(愛知)
以前はボトムヘビーに感じたが全身のバランスが良くなった。胸背中の厚みが増せば順位は上がると思う。
8位 近藤安弘(愛知)
特に欠点がない良さと、突き抜けた特徴がない物足りなさを感じたのでバランス良く改善させてほしい。
9位 横江輝龍(静岡)
若さ溢れる躍動的なポージングとサイズ感が特徴的だった。日本クラス別や日本クラシックボディビル選手権で活躍を見てみたい。
10位 清水昇(岐阜)
55歳を感じさせない全身のバルクが特徴だが仕上がりに鋭さが欲しかった。日本マスターズでも見てみたい。
11位 中村大輝(愛知)
仕上がりの良さが目を引いたが、下半身のサイズ感が改善されれば一気に上位に食い込んでくる。
12位 小澤堅斗(静岡)
全身のサイズ感に特徴を感じたが仕上がりを課題に頑張ってほしい。
東海マスターズ
2024東海ボディビル選手権 マスターズ講評
静岡県ボディビル・フィットネス連盟 山田頼一
過去最高の出場者数となった東海ボディビル選手権マスターズカテゴリー、38名の選手による熱い闘いが繰り広げられました。
<マスターズ50歳以上>
1位 榊原貴裕
美しくバランスの良いアウトラインが際立っていました。流れるようなフリーポーズは、とてもドラマチックでした。
2位 山崎 勇
全身の筋肉が、バランス良く発達しており、特にバックダブルバイでの、背中のセパレーションは全選手中、一番でした。
3位 古山敦史
全身に仕上がりの厳しさが出ていました。特に、ミッドセクションのセパレーションは群を抜いていました。
4位 川辺勝弘
全身の筋肉が、鮮明にセパレートしていました。特に、大腿部のセパレーションは、他の選手を圧倒していました。
5位 早川智久
仕上がりの厳しさが全身から伝わってきました。デフィニションのある身体は、迫力満点でした。
6位 中村達人
上体の広がりが、際立っていました。美しいVシェイプは、観客を魅了していました。
<マスターズ60歳以上>
1位 海野文昭
筋肉がバランス良く発達しており、仕上がりも群を抜いていました。特に、上体はきれいなVシェイプを描き、見るものを魅了していました。
2位 久保田宏之
全身の細部にまで隙なく仕上がった身体は、職人技とも言えます。長年かけてつくった筋肉からは、凝縮された密度感を感じました。
3位 平田光男
バランスの良いアウトラインが際立っていました。特に、上体の発達は素晴らしく、フロントポーズでは、広背筋が美しいVラインを描いていました。
4位 松山哲也
一つひとつの筋肉が、バランス良く発達していました。仕上がりの良さは秀逸でした。
5位 平 昌伸
バルクのある身体は、ひと際目を引きました。大きく迫力のある筋肉は、観客の目をくぎ付けにしました。
6位 小田 勝
全身にセパレーションがあり、立体感のある身体をしていました。丁寧なポージングは、身体の魅力を最大限に引き出していました。
<70歳以上>
1位 日高孝和
全身に発達した筋肉群は、全選手中、一番と言えます。厳しく鍛えられた一つひとつの筋肉からは、密度感を感じました。
2位 四元雄二
バランス良く発達した筋肉をもっています。特に、広背筋が発達しており、Vシェイプの美しさが表現されていました。
3位 仲川慶樹
全身にわたって厳しい仕上がりをしていました。素晴らしいコンディションは、際立っていました。
4位 井上暢晴
バルキーな筋肉群が、目を引きました。特に、上体のバルクは素晴らしく感じました。
5位 島村淳哉
身体全体のスケールの大きさを感じました。大きなフレームは、見るものを引きつけました。
6位 菊地浩三
バルクのある筋肉をしていました。特に腕の太さ・大腿部の太さには、目を見張りました。
2024.08.12 東海女子フィジーク選手権 入賞者/講評 伊藤 智司
1 位 杉山麻衣子選手
キッチリ絞れている上に上半身の厚みもあり全体的最もバランスよく仕上がっていました、 特に大腿四頭筋、三角筋が発達しており高く評価しました。更に広背筋をより発達させるこ とで更なる上位選手権でも結果を出されると思います。
2 位 吉原 万寸美選手
キッチリ絞れており全体的にハードな仕上がりで大腿四頭筋と大殿筋のバルクとキレの良 さに決勝審査のフリーポーズを高く評価しました。僧帽筋、広背筋、大胸筋を発達させ上半 身の厚みをつけると更なる上位に進まれると思います。
3 位 小池 敦子選手
全体的筋肉がバランス良く発達されていて体幹部の厚みや大腿四頭筋、大殿筋もバルクが あり高い評価をしました。しかし絞りの甘さがとても残念でした。ハードに仕上げれば更な る上位選手権でも十分トップクラスだと思います。
4 位 堂山 明美選手
キッチリ絞れており全体的なキレの良さに上腕筋と大腿四頭筋が特に発達しており三角筋、 上腕筋も高く評価しました。大円筋や広背筋の発達により背中の広がりが増すと更に上位 に進まれると思います。
5 位 福井 広美選手
キッチリ絞れておりキレの良さと細いウエストから広背筋への広がりとバランスが取れた 美しさを高く評価しました。全盛期の水間選手と若干重なり全体的なバルクアップをする ことで更に上位に進まれると思います。
6 位 木村 和美選手
キッチリ絞れており大胸筋や大腿四頭筋、三角筋前部などフロントがバランス良く発達し ており高く評価をしました。僧帽筋から広背筋、三角筋、大腿二頭筋など背面全体をより発 達させると更に上位に進まれると思います。
クラシックフィジーク-168cm by 古志啓司
1位 69 齋藤智也(26)
完成度の高いバキュームポーズ、クラシックポーズの美しさが際立っていた。
自信に満ちたステージングが印象的でした。
優勝おめでとうございます。
2位 68 中本 純(27)
プロポーション、仕上がりが良かったと思います。
大腿部と比べるとハムが出ていなかったのでそこを改善すればより完成度の高い身体になると思います。
3位 70 千田 眞一郎(48)
サイズ感もありバキュームポーズの完成度も高かったです。仕上がりとポージング、常に四頭筋にカットを出せるようにすることで一段階上に行けると思います。
フリーで見せた横向きのバキュームが印象的でした。
4位 71 三宅 健之(27)
外に張り出す大腿部、肩、背中大きさが目立っていました。
ポージングも上手く、もう一絞りでまた評価が変わると思います。
5位 72 井上 寛基(30)
ポージングも上手くフリーでの流れるようなポージングも美しかったです。
仕上がりとバキュームポーズが改善されれば大きく評価が変わると思います。
【クラシックフィジーク-171】
1位 79 髙木 誠也(27)
発達した筋肉、仕上がり、バランスも良くこれからの進化も楽しみな選手です。
優勝おめでとうございます。
2位 81 阿部 聖哉(26)
サイズ感が不足していたものの、バキュームと仕上がりで評価を得ていたように思います。
ポージングも改善されればより良くなると思います。
3位 78 芝下 明也(23)
フロント、得にサイドボーズでの大腿部の発達が目立っていました。
ステージ上での立ち振舞いも堂々としておりこれからの成長が楽しみです。
4位 82 山中 優雅(23)
上位との差はほぼバキュームポーズのみとなります。
バキュームとポージングも微調整できれば一気に優勝争いが出きると思います。
5位 74 平田 太一(28)
上位との差は筋量、バキュームが主です。
ポージングで損をしているところもあり、ポージングが良ければバルクの差を縮めることが出来たと思います。
フリーポーズは曲調に合わせて身体も上手く見せれていたと思います。
6位 73 上杉 拓真(24)
大腿部の大きさが目立っていました。
ポージングもその大きさを上手く見せれていたと思います。
仕上がりとバキュームで大きく評価が変わると思いました。
2024年クラシックフィジーク講評 by 水野 直門
クラシックフィジーク175cm以下級
優勝 菅野 浩輝
1位と2位はバルク的にはほぼ変わらず、甲乙つけ難いと感じた。菅野選手はプロポーションとトータルバランスの良さが特に目立ち、僅差での優勝となった。
2位 佐野 遼太郎
予選審査では圧倒的1位であったが、決勝では僅差の2位となった。欠点の少ない選手であり、ハードな仕上がりが印象的であった。次回に期待したい。
3位 本村 隆太郎
バックポーズで背中の迫力があるが、上位選手と比べるとバルク的にやや物足りないか。バランス的には、上半身に比べ脚 ( 特にハムストリング )が少し弱い印象であった。
4位 辻 幸之介
ポーズを取ると上半身は迫力があり、上位選手と遜色ないと感じたが、そのため下半身の弱さがより目立った。脚の強化が今後の課題か。
5位 遠藤 廣紀
バランスは良く仕上がりも上々であったが、上位選手と比べるとやや上半身のバルクが物足りないと感じた。
6位 太田 龍真
バランス的には良いと思うが、全体的にややバルク不足で、仕上がりが甘い印象であった。
クラシックフィジーク175cm超級
優勝 勝間田 樹
高身長の選手であるがゆえに、体がやや間延びした印象を受けるが、ポーズを取ると迫力がある。バルク、カット、仕上がりが良く、他の選手を圧倒していた。
2位 成田 玲央
バランス、仕上がりが良く、バキュームが上手い選手で、全体的によくまとまった印象であった。
3位 小笠原 駿
バルク的には2位の選手と同程度であったが、若干カットの差があり、またバキュームでの差が出たのではと感じた。またポーズで肩に力が入り過ぎて上がってしまう傾向があり、気になる点である。
4位 濱地 一輝
バルク的には2位3位あたりの選手とそんなに変わらないが、若干仕上がりが甘いのと、背中で差がでたのではと感じた。
5位 片山 武士
アウトラインは良いが、上位選手と比べるとバルク不足で、仕上がりもやや甘い印象。またまだこれからの選手か。
6位 玉城 寛人
仕上がってはいるが、全体的に筋量不足が目立つ。バルクアップが今後の課題である。