愛知県ボディビル選手権レポート
チャレンジクラス講評
工藤修平
1位…長谷慎之介選手
流石にハイレベルなこのクラスをパーフェクトスコアで勝ち上がっただけあり、殆ど欠点の見当たらない素晴らしい身体でラインナップから一際目を惹きました。
更にポーズを取るとフロントダブルバイの上腕二頭筋のバルク、大腿四頭筋のカットと更に評価を上げました。
そのダブルバイですが、やや広がりを欠く面を感じたので、大胸筋と共に更なる成長を期待しております。
今回は文句なしの完全勝利でした。次は「欠点を探す方が難しい」ではなく、「欠点が見つからない」と言わせてください。優勝おめでとうございます!
2位…池田大地
フリー、規定共にとてもキビキビしたポージングでした。
フリーに止めが無くやや忙しく感じない事も無かったですが、池田選手の場合はそれが良い意味での躍動感になってるなと感じました。
あれだけのルーティンを熟すのは生半端の練習量では無かっただろうなと胸を熱くして見させて頂きました。
身体の方も銀メダルに相応しくよく絞れており素晴らしい仕上がりでしたが、更に大胸筋を含む身体前面の立体感がつけばと感じました。
今回見せていただいたポージングへの情熱をそのままに厚みが加わった姿を、次のステージでもぜひ見てみたいと思わせてくれる素晴らしいパフォーマンスでした。
3位…McGuiness James
長い手足に小さな頭部、広い肩幅と、アウトラインでは非常に際立った選手でした。
ポージングにも欠点らしい欠点はなく、或いは頂点にグッと近づいた瞬間も感じました。
しかし、規定上求められる処理については、敢えて一歩踏み込んだ言い方をさせていただくと、やや惜しさを感じました。
ルールに基づいて審査する以上、順位に反映せざるを得ない部分ではありますが、これだけ素晴らしいアウトラインとポージングを持つ選手だけに、ここで差をつけることは審査員としても非常に辛いものでした。
今後さらに下半身の完成度が高まれば、より上位を十分に狙える選手だと感じています。
4位…青山啓介
タイプ的にファーストコールの4選手の中では、やや違った個性を持った選手で非常にバルクの目立った印象を受けました。
特に僧帽筋から肩へのラインはまるでプロテクターを装着した様な迫力でした。
ただ上半身、下半身とやや甘さを残し、その点を改善出来れば更に上のクラスでも充分に戦えるポテンシャルの持ち主だと感じました。21歳!将来がとても楽しみな選手です。
5位八木倫弥
バックダブルバイでは肩甲骨をやや寄せすぎているように感じましたが、それ以外のポーズは規定、フリーともに非常にきっちりと取れている印象を受けました。
下半身も外側への広がりがあるだけに、やや内転筋に隙間が見られた点は少し勿体なく感じました。
アウトラインには良さを感じるだけに、もう一段コンディションが上がり、ポージングで身体の持つ形をさらに引き出せれば、より完成度の高い仕上がりになる選手だと感じています。
6位 大場直久
広い肩幅、長い手足、大きなフレーム、そして小さな頭部と、非常に恵まれた素材を持つ選手でした。
バックポーズも安定しており、全体としてスケールの大きさを感じさせます。
今後、大胸筋にさらなる厚みが加われば、持ち前のフレームをより活かすことができ、愛知を代表する大型選手へと成長していく可能性を感じました。
7位 井出啓介
大胸筋と腹筋のセパレートが非常にくっきり出せており、肌艶も良く密度の高さを感じました。
非常に良かったです!
逆に脚のセパレートにやや課題を感じたので、上体に追いつけばこの先とても楽しみに感じました。
8位 大塚俊介
長身な分だけやや細く見えましたが、バランスとプロポーションは非常に良かったです。更に丸みのある肩、深みのある上背部に目を奪われました。下背部に厚みと広がりがつけば更に見栄えが良くなると思います。
9位 菊池健太
非常にバルキーで規定ポーズもしっかり取れてましたが、上位陣と比べるとやや甘い仕上がりでした。
もう少しの筋肉の輪郭やセパレーションが付けば持ち前のバルクをより活かせると思います。
10位 中川和也
上半身の広げるポーズは上位陣に引けを取らない程魅力的でした。
更にバックポーズのハムストリングもしっかり出せており、目を惹く仕上がりだったと思います。
しかしその分下半身のバルクにやや見劣りを感じました。
とはいえ個人的にはもう少し上の評価でも良かったと思います。
11位 早川達也
上位陣と比べてやや厚みに欠けるものの広い肩幅と長い手脚を生かした伸びやかなプロポーションが印象的でした。
特にフロントポーズではその体型的な長所がよく表れていたと思います。
今後、上半身の厚みや下半身のボリュームがもう一段加わってくれば、持ち前のプロポーションがさらに生かされると感じます。
12位 今村匠伍
今村選手もやや仕上がり面に課題を残しましたが、それを吹き飛ばすほどのバルクとバランスで、見事に決勝進出を果たしました。
特に脚が素晴らしく、どの角度から見ても丸々とした迫力があり、非常に目を惹きました。
今後、仕上がりがもう一段上がってくれば、この圧倒的な脚のバルクがさらに際立ち、より上位を狙える選手だと思います。
2026年8月15日 細江 俊郎
第45回 愛知県マスターズボディビル選手権の講評。
今回のマスターズは17名出場で10名が決勝に進んだ。年齢に関係なく全体的に良く絞れておりバランスや張りの良し悪しの勝負となった。
1位 No119 古山 敦史 選手
前年は2位だったが、今回は見事に優勝となった。今年も調整が良く全体的なバランスの良さとポージングの上手さで栄冠となった。
2位 No116 田中 典生 選手
今回は身体の張りと絞りは非常に良かった、上下のバランスも良い選手であるので来年こそ優勝を狙ってほしい。
3位 No103 平田 光男 選手
今年も外さず決勝に残り上位となった。張りとキレがもう少しあれば優勝も狙えたと思った。バランスの良い選手であるので、来年はもう少しキレと張りがあるようにすれば優勝も狙える。
4位 No114 山崎 猛 選手
バランスの良い選手であるが、脚のバルクと絞りが今一つであった。ポージングの改善と練習をすれば優勝できると思った。
5位 No111 中村 達人 選手
上半身のバルクとキレはよかったが、脚が細く見えキレがボケた感じがした。ポージングの見せ方が上手いのでもっと課題を克服すれば優勝も狙える。
6位 No117 鵜飼 克則 選手
バランスは良かったが下半身、特に脚の内転筋がなく細い感じがした。もう少しバルクとキレがあればポージングが上手いのでもっと上位も狙える。
7位 No118 柴山 昌也 選手
身長が高いせいか細い感じがした、絞りは良かったが張りが今一つでこの順位となった。
ポージングは良かったがもう少しバルクをつければ表彰台も狙える。
8位 No110 大串 浩一 選手
ポージングは非常に良かった、特にフリーは良く練習されていると思った。全体的に絞りは良かったが、細い感じがした今後は身体の張りのある調整をすれば上位も狙える選手である。
9位 No106 本田 大作
上半身は良かったが、下半身のバルクと絞りが今一つであった。
ポージングも練習不足か固い感じがした、もう少しメリハリがるポージングを心得ほしい。
10位 No115 小林 猛
絞りとキレは良かったが、バルクが今一つであった、今後はバルクアップを目指して上位を狙ってほしい。
クラシックボディビル165㎝以下級(講評) 西田哲之
優勝 浅野皆斗選手
浅野選手は、全身のアウトラインの美しさと各筋肉パーツの発達のバランスが非常に優れており、完成度の高いフィジークを披露されました。特にダブルバイセップスでは、ポージングの技術と魅せ方の巧みさが際立ち、ファーストコールの時点で他選手との差を感じさせる内容でした。また、広背筋の横への広がりは非常に美しく、クラシックフィジークらしい流麗なシルエットを見事に表現していました。僅差で熊谷選手が迫る接戦でしたが、その完成度と表現力が勝利を引き寄せた印象です。今後のさらなる活躍が非常に楽しみな選手です。
準優勝 熊谷健選手
熊谷選手は、このクラス随一ともいえる圧倒的なバルクを誇り、筋量と全身のバランスを高いレベルで両立していました。特に背中の厚みと凹凸感は非常に迫力があり、見る者を惹きつける存在感を放っていました。また、脚のコンディションも素晴らしく、完成度の高さを感じさせました。あと一段階コンディションを高めることができれば、優勝争いをさらに接戦へ持ち込めるポテンシャルを十分に秘めています。今後も目が離せない実力派選手です。
第3位 平松駿太選手
平松選手は、終始堂々としたポージングが印象的で、ステージ上での存在感を十分に発揮していました。特にバキュームポーズは非常に美しく、クラシックフィジークの魅力を体現するような表現力が光りました。クラシカルなポーズがよく似合う選手であり、今後さらに肩のサイドや上腕のボリュームが増すことで、より完成度の高いシルエットになることが期待されます。将来性あふれる素晴らしい選手です。
第4位 伊藤寿英選手
伊藤選手は、広がりのある背中が大きな武器となっており、特にバックポーズでは高い評価を受けました。さらに磨きをかけることで、バックショットにおいて他選手を圧倒できる可能性を感じさせます。一方でフロントダブルバイセップスでは、少し力みが見られた印象もありましたが、ポージングの細かな調整によってさらに魅力が引き立つことでしょう。今後の成長が非常に楽しみな選手です。
第5位 平田光男選手
平田選手は、落ち着きのあるポージングと堂々とした立ち振る舞いが印象的で、長年培ってきた経験と貫禄を感じさせるステージングでした。その安定感は観客にも安心感を与え、存在感のあるパフォーマンスとなっていました。もともとボディビルダーとして理想的な骨格バランスとポテンシャルを兼ね備えており、各部位の完成度をさらに高めることで、上位進出はもちろん優勝争いも十分に狙える実力を持った選手です。
第6位 鎌倉辰典選手
鎌倉選手は、豊富な経験に裏打ちされたステージング能力が際立っていました。細く引き締まったウエストから大きく広がる広背筋のラインは、実際以上のサイズ感を演出する大きな武器となっています。また、フリーポーズではセンスの良さが光り、自身の長所を効果的に表現していました。観客を惹きつける表現力とステージでの魅せ方はさすがの一言であり、今後も注目したい選手です。
クラシックボディビル168㎝以下級 講評(西田哲之)
優勝 山田雄太選手
山田選手は、まさに死角の見当たらない完成度の高い身体を披露し、圧倒的な存在感で優勝を勝ち取りました。バルク、バランスともに非常に優れており、どのポーズをとっても高いレベルでまとまっています。特に上腕二頭筋の美しい形状が際立ち、フロントダブルバイセップスではその強みが存分に発揮されていました。一見すると柔らかい印象のコンディションに見えますが、ポーズを取った瞬間に圧倒的な筋量が浮かび上がる点も大きな魅力です。総合力の高さで他選手を一歩リードした、見事な優勝でした。
準優勝 久志野修太選手
久志野選手は、このクラス随一ともいえるシャープなコンディションが光りました。全身の仕上がりが素晴らしく、フリーポーズでも落ち着いたステージングと美しいポージングを披露されました。また、脚の発達とバランスの良さ、フロントダブルバイセップスで見せる均整の取れたシルエットも高い評価にあたります。背中下部のコンディションがさらに向上すれば、優勝争いはより接戦になっていたことでしょう。今後のさらなる進化が期待される選手です。
第3位 田邊 格選手
田邊選手は、全身のトータルバランスの良さが際立つ素晴らしい仕上がりを見せました。特に背中の筋量とカットは非常に印象的で、思わず見入ってしまうほどの完成度でした。サイドチェストでは身体をひねった際に外腹斜筋までしっかりと浮かび上がり、高いコンディションを証明していました。また、ピークの高い上腕二頭筋も大きな武器となっており、各ポーズで存在感を発揮していました。安定感のある素晴らしいステージでした。
第4位 木村好希選手
木村選手は、全身の豊富な筋量と脚の優れたカットが印象的でした。特にバックポーズでは鋭いキレと絞り込みの良さが際立ち、高い完成度を感じさせました。また、腹筋の凹凸が非常に明確で、コンディションの良さを強くアピールしていました。今後さらに上半身のボリュームが加われば、より迫力のあるフィジークとなり、上位進出も十分に期待できる選手です。
第5位 丹羽選手
丹羽選手は、久しぶりの大会出場とは思えないほど良好なコンディションでステージだったと思います。何より目を引いたのは圧倒的な筋量でありながら、全身のバランスもしっかりと保たれていた点です。特に肩から腕にかけてのラインは秀逸で、腕の太さはこのクラスでもトップクラスと言えるでしょう。ラットスプレッドでは、ウエストから大円筋を経て広がる広背筋の美しいカーブが際立ち、クラシカルなポージングも非常によく似合っていました。存在感あふれる見事なステージでした。
第6位 大塚駿介選手
大塚選手は、優れたステージング能力とポージング技術が印象的な選手でした。脚のサイドにまでしっかりとカットが入り、徹底した絞り込みへの取り組みがうかがえました。また、広がりのある背中は大きな武器であり、迫力のあるシルエットを作り上げていました。背中下部のコンディションがさらに向上すれば、より高い評価につながったことでしょう。今回の順位以上の実力を十分に感じさせる内容であり、今後さらに筋量を加えることで上位進出を狙える将来有望な選手です。
クラシックボディビル講評 出口雅浩
171cm以下級
今大会はクラシックの選手の中にも一般向けのスタイルの選手が多く、審査が難しくなりそうな予感がしていました。その中で、このクラスは3名と出場者が最も少なかったものの、どのクラスよりも熱いクラシックバトルが繰り広げられたと思います。20代、30代、40代とそれぞれの年代を代表する選手が戦う姿に、応援する側も思わず熱が入ったのではないでしょうか。
優勝 蓮井 大二朗 選手
優勝おめでとうございます。ステージへ入場された際の圧倒的な気迫が非常に素晴らしく、「優勝を掴み取る」という強い意思が会場全体へ鮮烈に伝わってきました。全体のバルク、仕上がり、ポージングと、すべてが高次元でバランスよく整っていたからこその見事な勝利だと思います。ぜひ、さらに上のステージでも戦っていただきたいです。フリーポーズも隙なく美しくまとめられていましたが、視線や指先の魅せ方、ポーズの角度など、細部を突き詰めることでさらに進化できる伸び代も感じられました。上の大会で大活躍される姿を期待しております。また、今年はお子様がお生まれになるとお聞きしました。ご家族にとって最高のプレゼントになったのではないでしょうか。これからは筋肉のバランスだけでなく、ご家族とのバランスも大切にされながら、末永く現役選手として輝き続けてくださることを切に願っております。
第2位 有馬 究一 選手
仕上がりと皮膚感は、3人の中で間違いなく最高でした。胸に走るストリエーションは、まるで閃光が走るように目を引きました。ただ、欲を言わせていただくなら、大胸筋上部と三角筋前部にもう少しバルクがあれば、その閃光が『稲妻』へと変わり、フロントポーズで他を圧倒できたはずです。フリーポーズはリズムが良く、流れるように見えて良かった反面、完全に静止する間が少なく、少し勿体なく感じられました。規定ポーズでも力をいれることに必死で縮こまってしまい、本来のポテンシャルを発揮しきれていない印象を受けました。ご自身のベストなフォームで自信を持って見せる(止める)意識を持つと、審査員の評価はさらに跳ね上がると思います。次回、さらに進化したステージングを見られることを楽しみにしています。
第3位 鳴澤 佳幸 選手
特に腕や肩などのパーツは素晴らしかったものの、ポージングでその強みを活かしきれず、かえって課題が目立ってしまったように感じます。特に気になったのは脇の下の隙間で、広げるポーズをとった際に背景が多く透けて見えてしまっていました。また、サイドチェストやダブルバイセップスでは、肘の位置が悪く、全体のシルエットを崩してしまっていたので、それを少し変えるだけで、見栄えがよくなります。フリーポーズの流れはとても素晴らしく、しっかり練習を重ねてこられたことが伝わります。だからこそ、一つひとつのポーズをさらに研究することで、大きく順位を上げられるはずです。また、ラストのモストマスキュラーはジュラシック木澤選手を彷彿とさせ、感謝の気持ちが滲み出るような素晴らしいポーズで胸が熱くなりました。
175cm以下級
このクラスは一般カテゴリーとのダブルエントリーの選手が多く、「調整が大変なのでは?」と懸念していましたが、どの選手も心身ともに素晴らしいコンディションでステージに登場されました。その中で、気迫と勢いでひと際輝いていた出光選手が優勝をもぎ取りました。また、ファイナリストを見渡せば、圧倒的な若さと躍動感に満ち溢れていて、次世代の愛知県ボディビル界を牽引し、新たな歴史を築いていくメンバーが集結したように思います。
優勝 出光 未来 選手
優勝おめでとうございます。ステージを熱狂させた迫力ある体は、まるで重厚な「岩」でした。審査員席から見ていると、背景に掲げられた名古屋城の城壁から飛び出してきたかのような強烈なインパクトがありました。規定ポーズではご自身の骨格や魅力を最大限に活かしたポージングを完璧に決め、まさに王者の風格を漂わせていました。2位の選手とは髪型も対照的でしたが、フリーポーズの印象も実に対照的で、重厚な「岩」と軽やかな「さざ波」がぶつかり合うような、見応えのあるコントラストを生み出していました。また、一般クラスでの8位入賞もおめでとうございます。ただ、ミッドセクションが少しぼやけてしまい、課題を残しているようにも見えました。これらの部分をさらに進化させて、これから愛知のボディビル界を押し上げていく強烈な岩山となっていただきたいです。
第2位 長谷 慎之介 選手
チャレンジクラスとのダブル優勝を目指して、このカテゴリーに登場されました。いくつかの規定ポーズでは、明らかにチャンピオンを凌駕し、ファーストコールで展開されたのは、手に汗握る至高のシーソーゲームでした。野球で例えるなら、最初のダブルバイセップスで先制されるも、じわじわ追い詰め、サイドチェストで鮮やかに大逆転!しかし後半戦、バックポーズで痛烈な逆転ホームランを被弾……。その後は、ノーヒットに抑えましたが、得点もできません。最終回、魂のアブドミナル&サイでサヨナラ勝ちを狙いに行きましたが、惜しくも一歩届かずゲームセットという展開がうかがえました。また、審査票を開けば、「決勝」の点差はわずか1ポイント。1位票も3つもぎ取っていました。会場のムードを完全に掌握し、その空気にシンクロさせた長谷選手の華麗なポージングが、ジャッジの心を動かし、評価を極限まで押し上げたのではないのでしょうか。次回のステージでは、規定ポーズから完全に相手をシャットアウト(完封勝利)し、満票で表彰台の真ん中に立ってください。
第3位 前田 壮太朗 選手
「三ヶ日みかんを代表して、全力で闘います!」司会者のその宣言を体現するかのような、太陽の光を浴びたツヤツヤの肌と、誰よりも輝く健康的な焼き色を武器に、見事表彰台へと上り詰めました。そのポージングからは、若々しくフレッシュなエネルギーが爆発していました。しかし、頂点への壁は厚く上位2名とは、バルクで決定的な差がありました。特に、ボディビルで闘い抜くための下半身の質量は、まだまだ育成中だと思います。ただ、ステージ上で放った筋肉の質感を見る限り、今後、巨大化を遂げるポテンシャルが満ち溢れていました。来年、真に「大きく実った」圧倒的な肉体と、最高の結果を残してくれるはずです。
第4位 小笠原 康仁 選手
激戦のファーストコールを戦い抜き、僅差の4位入賞をされました。木澤選手に通ずる重厚なポージングと、腕のバルクで観客を魅了し、また、カーフやリアデルトなど、細部の完成度は王者すら凌いでいました。日頃から丁寧で、研ぎ澄まされたトレーニングをされているのではないのでしょうか。絞りや焼き具合も十分でしたが、「ドライ感」が出ておらず、残念に思いました。あと一歩の「ドライ感」を突き詰めさえすれば、間違いなく、大きく化ける選手です。
第5位 力田 竜乃介 選手
見事な絞りと際立つ皮膚感で、コンディションの精度は誰よりも群を抜いていました。バルク溢れる肩と腕は、クラシックボディビルの美学を存分に物語っています。ただ、パーツの長さゆえに重量感の演出で、他の選手から一歩譲る形となってしまいました。しかし、これを克服する重厚なポージングと厚みが加われば、頂点へ一気に駆け上がれるはずです。ダブルエントリーをした過酷な一般クラスで刻んだ2つのピック票は、未来のチャンピオンへと繋がる確固たる証です。
第6位 友田 碧空 選手
もう一段階の絞りがあれば、審査結果は全く異なるものになっていました。安定したポージングと隙の少ない美しいシルエットは、間違いなくステージ上で異彩を放っていました。一方、広背筋を表現しきれていないワイド感には明確な「伸びしろ」が残っています。背中の下部から湧き立つような「広がり」を獲得すれば、今回ダブルエントリーした一般クラスをも脅かす存在へ覚醒するはずです。
175cm超級
この階級の選手がラインナップに並ぶと、まるで目の前に巨大な山脈が現れたかのような圧巻の迫力でした。結果として冨田選手がその山脈の頂点に立たれましたが、どの山もさらに高く突き抜けるような、凄まじい伸び代とポテンシャルを感じさせてくれました。
優勝 冨田 歩 選手
圧勝でのご優勝、誠におめでとうございます。ラインナップに並んだときから、全身の圧倒的な密度が際立っており、特に肩と腕の完成度の高さには目を奪われました。大声援に包まれるなかでもひと際輝きを放っておられ、規定ポーズを落ち着いてスマートに決められる姿には、まさに王者の貫禄が漂っておりました。ただ、満場一致(1位票の全獲得)とならなかった点については、下部から翼のように広がる背中の厚みが今後の鍵になるかと感じました。バックポーズでは、ほとんど気になりませんでしたが、フロントポーズで広げた際、下部からのさらなる広がりが加われば、まさに無敵の完成度になるはずです。
また、フリーポーズで視線が下を向く時間が少し長かったのも勿体なく感じました。あえて伏せ目にする瞬間と、正面をまっすぐ見据える瞬間のコントラストを意識されると、ポーズの流れやストーリー性がより一層引き立ちます。この先も、さらに上の大会で大活躍されることを心より応援しております。
第2位 田中 正吾 選手
このクラスのなかでは誰よりもバルキーで、会場の視線を一身に集めておられました。絞り自体も決して甘くはないのですが、もう一歩ストリエーションが走りきらなかった点が、1位との差につながってしまったのかもしれません。審査員によって評価の割れが見られたのも、見る角度や光の当たり方によっては仕上がりが甘く映ってしまった可能性があるかと感じます。とはいえ、その圧倒的なバルクは、さらに上の舞台でも十分に通用する素晴らしいポテンシャルを秘めています。ぜひ自信を持って、これからも様々な大会へ挑戦し続けていただきたいです。
第3位 野田 修平 選手
フリーポーズで用意した曲が流れないという予期せぬトラブルを乗り越え、堂々と表彰台に立たれた姿に感動しました。選手として、時間をかけて必死に練習してきたフリーポーズを出し切れない悔しさは計り知れませんが、それでも不満な顔を一切せず、最後まで笑顔を絶やさなかった素晴らしいステージマナーに、心から敬意を表します。丸みを帯びた質の高い筋肉をお持ちですので、このままさらにバルクが加われば、まさに最強のシルエットが完成するはずです。特に下半身の発達はこのクラス内でも群を抜いており、その圧倒的な完成度があったからこそ、絶対的チャンピオンから価値ある1位票をもぎ取ることができたのだと感じます。次回はぜひ、ご自身が準備された最高の楽曲とともにフリーポーズを披露し、頂点に立たれることを心より願っております。
第4位 McGuiness James 選手
バキュームが映える素晴らしいポテンシャルをお持ちで、ファーストコールの段階から非常に目を引いていました。ただ、規定ポーズ・フリーポーズともに、ご自身の強みを魅せきれていない部分が少し勿体なく感じられました。特に多くのポーズで脚幅が広くなっており、足元が開くことで細く見えてしまい、本来の重量感が損なわれていた印象です。また、ラットスプレッド時の手の位置も改善の余地があるかと感じました。アドバイスをさせていただくと、全体のシルエット(アウトライン)を最優先に意識してポージングを構成されるのがおすすめです。強調したい部位に力を入れるのは勿論大切ですが、骨格や筋肉の付き方に合わせた「最も映えるポジション」が必ず存在します。ポージング練習の際は、鏡を直視するだけでなく「壁や床に映る自分の影」をチェックしたり、あえて薄暗い部屋でシルエットだけを確認しながら練習されると、客観的なラインが掴みやすくなるかと思います。持ち前の素晴らしいポテンシャルがポージングでさらに開花し、次回ステージで大飛躍されることを心より楽しみにしております。
第5位 豊嶋 真一 選手
バランス良く発達した筋肉と、抜群の完成度を誇るフリーポーズが非常に印象的でした。 一方で、肌のトーンが明るかったため、本来お持ちの素晴らしいポテンシャルが評価に反映されきらなかったです。単体で見ればしっかり日焼けされており良いコンディションに見えますが、ステージ上で並んで比較した際、他の選手の黒さに埋もれてしまい、損をしていました。 また、優れたバルクと全体のスタイルを見る限り、クラシックカテゴリーよりも一般カテゴリーでこそ、より一層その強みが活きるのではないでしょうか。 特に、ラットスプレットは、まさに「バルクモンスター」と呼ぶに相応しい迫力で、肩の立体的な張り出し、太い腕、そして胸と背中の重厚な広がりが素晴らしかったです。カラーリングや魅せ方を工夫されるだけで評価が大きく跳ね上がる素晴らしいお身体ですので、ぜひ次回ステージでの更なる飛躍を期待しています。
第6位 国本 晴暉 選手
セカンドコールで呼ばれたため上位陣との直接比較はありませんでしたが、ストリエーションが走った肩のバルクが際立っており、欠点の少ない素晴らしい体で上位とも十分に互角に渡り合えていたはずです。ポーズダウンで上位選手と並ばれた際も、全く遜色ありませんでした。あえて今後の伸び代を挙げさせていただくなら、胸筋上部の発達です。この部分に厚みが加わると、自慢の肩のバルクと相乗効果を生み、より一層完成された圧巻のシルエットが完成するはずです。次回大会では、ぜひファーストコールから大活躍していただきたいです。
クラシックボディビルオーバーオール優勝 山田雄太選手
女子フィジーク選手権講評
水野直門
優勝 近藤由香里
バルク、カット、バランスと3拍子そろっていて、他の選手とは一線を画していた。
今後はさ2026らに上位の試合でも活躍出来ると思うので、ぜひ挑戦していただきたい。
2位 磯村理恵子
仕上がりはとても良いが、優勝を狙うなら、もう少しバルクが欲しいところ。
3位 木村和美
バランスがよく、とてもよく絞れている。バルクアップが課題か。
4位 外岡涼子
比較的バルキーで脚の太さが印象的。
カットがいまいちで、仕上がりが少し甘いか。
5位 福井広美
スタイルは良く、カットがよく出ていて、仕上がりがとても素晴らしい。
バルクがつけばもっと上位を狙えると思います。
6位 彦坂陽子
ベテランらしい堂々としたフリーポーズが印象的。
年齢を重ねてもきちんと仕上がって出場されるのは、本当に大変なことだと思います。
今後も長く活躍されることを期待します。
7位 永田由似
フリーポーズがぎこちなく、体もまだこれからといった印象。
プロポーションは良いと思うので、これから一歩ずつ頑張って
いただきたいと思います。
8位 布目元子
70代にも関わらず、続けて出場されていて、本当に頭が下がる思いです。
今後も楽しみながら活躍されることを期待します。
男子ボディビル講評
浅野 喜久男
1位 佐野遼太郎
分厚い上体、太い大腿部、内側から張り出すパンプ感と勝ちにきた表情がとてつもないオーラとなって周囲を圧倒していた。 カラーもバッチリで仕上がりの良さを更に引き立てていた。
今後、上の大会に向けて、分厚いトルソーに負けない上腕の獲得と、大腿四頭筋の太さに負けない内転筋をつけて更なる活躍を期待する。
2位 久野祐介
昨年2位の久野選手。今年こそはと意気込みが感じられる素晴らしい仕上がりで登場。結果2位だったが秀でている部分もあったかと思う。
細いウエストから広がるダブルバイセップスが秀逸で、ピークのある二頭筋がアウトラインを引き立てる。
大腿内転筋もよく発達し、それはバックから見てもしっかり内側スペースを埋めパツパツ感を出している。サイドポーズでのカーフのセパレーションもよく出ていたし、腹筋は綺麗な並びの6パックでトータルパッケージの高い選手。
また比較外での後ろで控えている時でも一切気を抜かないでマッスルコントロールしている姿は感心した。
来年どのような身体で出てくるか楽しみにしている。
3位 古野洋輔
仕上がりも良く細かいカットも例年以上に出せていた。
ピークがあり量感ある三頭筋や、分厚く立体的な腹筋。胸も厚く素晴らしい。だがそれをもってしても、リラックスで思ったより目立たないので肩のサイドがもう少しほしい。
大腿部は昨年より良く感じたが、下半身が尻すぼみに見えないようカーフを改善すれば印象が大きく変わると思う。
優勝が狙える立ち位置なので、落ちこぼれ部位をつくらないよう全パーツスクラム組んで前進して行ってもらいたい。
4位 成田玲央
大腿の発達が良いうえに、常に意識がいき届いていて深いセパレーションが良く出せていた。
長身だが細さを感じないスケールの大きさとプロポーションの良さを持つ。
肌がやや白かったが、それが気にならないくらいの仕上がりの良さでカバーした。
フリーでは丁寧にポーズをとっており特に足捌きが綺麗で良かった。
5位 後藤翼空
フリーポーズは曲とのマッチも良く雄大だった。基本ポーズでは力みからか常に微妙に動いているのが気になった。
身体は全身弱点が無く、サイズもありバランスが良い。
特に背中が良く凹凸感があり、下部までしっかり発達しているのが強み。
優勝出来るポテンシャルは既に3.4年前から持っているので、そろそろ本気で仕上げた姿をステージで披露していただきたい。
6位 近藤安弘
今大会No.1のカットとセパレーション!毎回外さない仕上がりは正に絞り職人と言ったところ。
特に大腿の深さあるドライな分離は、まるで筋肉解剖図のようで特別な存在感を放つ。
願わくば上半身に厚みが出てくるとトップ争いに絡んで来れると思う。
軽量級の選手がオーバーオールの大会を制するのは大変かと思うがこれも醍醐味だと思って頑張っていただきたい。
7位 山田雄太
丸々した大胸筋と三角筋が圧倒的な存在感を示す。ウエストも細く大腿も太い為、アウトラインも抜群!その大腿は直筋まで立体的に主張する。
細かいところだが正面からの僧帽筋の高さがあるのも他の人があまり持たない強み。
ポーズも基本、フリー共にそつなくこなすのだが彼の真骨頂は舞台後ろで控えている時の立ち姿かもしれない。球体ボディがとにかく目を惹く。
今年はクラシックとのダブルエントリーだったが来年はボディビル一本に絞って本気でMR.愛知を狙ってほしい。
8位 出光未来
肩幅が広くリーチも長いためスケール感がある。
ポーズは左右対称性良く丁寧にとっとおり好印象。広背筋は下部から発達していて広がりも良い。広げるポーズは見応えあるが更に雄大に見せるには、もう少し三頭筋のボリュームが欲しい。筋腹が短く上腕骨が長いため大変かと思うが、骨長に見合った筋量又はピークが備われば恐ろしい。
9位 堤祐人
背中と腹部のモリモリ感が素晴らしい。特に背中は下部から厚みがありセパレーションも良い。大腿部も太く、内転筋もしっかり発達しているが外側広筋のセパレーションがやや弱い。そこが鮮明に出るまで仕上げた身体を来年は見てみたい。
10位 久志野修次
ウエストが細く、広い肩幅に小さい顔で抜群のプロポーションを誇る。その上一つ一つのポーズが整っており上手い。
サイドバック、フロントラットは秀逸で見映え良い。
腹筋は決して厚みがあるわけでないが深い縦溝がそれを補ってる。またシャープな印象も与えている。
今後は上腕、三角筋のサイズアップを量り重量感を上げれば一気に優勝争いに加われると思う。
11位 中島雄太
過去最高のコンディションで登場。昨年の8位から順位は落としたものの昨年以上の身体を見せてくれた。
全身バランス良く発達し形も良いが、特にカーフは形、サイズ共にずば抜けて素晴らしい!バックラットスプレットでの踵を上げないポーズですらモリっと持ち上がった腓腹筋は特筆に値する。
12位 冨田歩
長身でありながら細さを感じない。
各部位そつなく発達し弱点が無いのが素晴らしい。特に背中の凹凸感が良く、寄せたポーズでクリスマスツリーがビシッと現れる。
大腿四頭筋のサイズもあり、ハムストリングの丸みあるボリュームも目を惹いた。
来年は仕上がりの良い上半身に、下半身の仕上がりを合わせる事が出来れば躍進出来るだろう。
モストマスキュラー賞 佐野遼太郎選手
ベストポーザー賞 後藤翼空選手
ベストアドリブ賞 外岡涼子選手
ゲストポーズ 寺山諒選手
愛知県フィットネス選手権 レポート
第4回愛知県オープンビギナーズフィットネスコンテスト講評
山下智子
優勝 115番 大江 史きぶ選手
全体的に筋肉もついてバランスが良かったです。ビギナーズらしい仕上がりになっていました。肩、お尻は2位の長谷川選手の方がよかったが、ウエストの絞りが大江選手の方が
あるように見えたのと、全てのポーズの時に力が入りすぎずに自然でとても良かったです。
第2位 116番 長谷川 智子 選手
肩をしっかり鍛えてあったのと、サイドポーズもお尻が高く脚が長く見えました。
バックポーズも背中がしっかりと開いていてよかったです。最初のフロントポーズはよかったのですが、途中からポーズで肩が上がりすぎていたのでもう少し自然に立てたらよかったです。年齢を見てびっくり。とても見えないです。
第3位 114番 鳴海 友紀 選手
しっかりとトレーニングの跡が見られました。肩幅とウェストのバランスで、もう少し
逆三角形に見えると上位を狙えたと思います。ダブルバイセップスフロントはすごくよかった。フロントポーズは少し猫背っぽく見えます。ポージングの時にもう少し大胸筋を上げて肩の筋肉をしっかりと出せるといいですね。
第4位 113番 榊原 秀美 選手
背中の筋肉はとても素晴らしかったです。サイドポーズのひねりがちょっと中途半端だったですね。しっかりとひねらないと審査員からはよく見えません。ひねれないということは、腰が硬いのですが、腰が硬いとウエストもくびれず逆三角形になりません。腰のストレッチをよくやってください。
第5位 117番 服部 陽子 選手
色が白く、トレーニングの跡があまり見られなかったので筋肉がしっかりと見えるように。日焼けはビギナーズには関係ないようですが、やはり白いと評価ができにくいところがあります。
2026愛知フィットネス講評
担当 大岩典子
フィットモデル
優勝
山田かなで選手
全身よく引き締まったスタイルの良さとエレガントな身のこなしが素敵でした。
肩の丸みから続く細い腕がフィットモデルらしさに繋がり、バックポーズでの背中が比較で並んだとき圧倒的でした。
これからも自分の強み(肩と背中)を活かしさらに磨きをかけていってください。
準優勝
引地知世選手
よく鍛えられています。今回の中では一番筋量が多くアウトラインもしっかりとしたメリハリがありました。
ポージングの繋ぎもスムーズで筋肉のコントロールがしっかりとできています。
背中が強化されると、もっと良くなるでしょう。
3位
近藤彩乃選手
笑顔が可愛らしく、全身のバランスが良く、フィットモデルらしいプロポーションを持っています。
バックポーズでの下半身の強化、そしてターンの安定性が足りないように感じましたのでステージングが課題です。
4位
岡奈々世選手
表現力、ステージングは一番良かったです。
緩急つけたポージングは滑らかで女性らしく、誰の目も惹きつけてしまうでしょう!
とてもいいものを持っていますので、それを結果に繋げるには減量計画の見直しが必要かもしれません。
5位
山川ゆかり選手
優しい笑顔が魅力的です。
全体的に動きにぎこちなさを感じましたので、ステージングの練習を増やしていくといいと思います。
視線が下になりがちですので改善していくともっと良くなります。
愛知県フィットネス選手権大会
第4回ボディフィットネス選手権大会
講評 中村大輝
ボディフィットネスは女子フィジークほどの筋肉量や密度は必要ありませんが、丸みのある立体感を感じる体型が求められ、各筋肉の鮮明なセパレーションも求められるカテゴリです。
審査はクォーターターン(フロント・サイド・バックポーズ)およびTウォーキングで行われます。
カテゴリにより求められる体型は異なってきますので、最新版のJBBF競技ルールマニュアルを確認し、それに沿った身体作りをしていく事が競技においては非常に重要となってきます。
今回ボディフィットネスカテゴリに出場された3名の選手も、ボディフィットネスの身体を作り込んできた事がしっかりと感じられ、少人数ではありましたが非常に見応えがありました。
優勝 小林 すずこ 選手
三角筋の発達が素晴らしく、登場時のインパクトがかなりありました。
三角筋は中部だけでなく前部も後部も発達しており、フロント・サイド・バック全てのポーズにおいて主張されていました。
その他の部位も三角筋と比べてしまうとやや劣りますが、筋肉量は十分あるように感じ、ボディフィットネス選手としてのポテンシャルの高さを感じました。
バランスという面では、かなりたいへんではあると思いますが三角筋にその他の部位が追いついてくるとさらに良くなると思います。
下肢・腹部についてはセパレーションがもう少し出ると良かったです。セパレーションがより鮮明に出ると、さらに上のステージで活躍できる事間違いなしです。
今後が非常に楽しみな選手です。
2位 熊谷 良恵 選手
バランスの良い身体でアウトラインや立ち姿が良く見えました。
ポージングやウォーキングも安定しており、努力して練習された跡が伺えました。
全体的に各筋肉の主張がもう少し出てくると、丸みや立体感が出てさらに良くなると感じました。
また臀部と大腿部のセパレーション等は、各筋肉の主張に加えて更なる除脂肪ができるとより鮮明に出てくると思います。
まだまだ伸び代があるなと感じましたので、来年以降のご活躍も楽しみにしております。
3位 石原 志津子 選手
肩に触れてからポーズを取るスタイルで、力強さとメリハリを感じさせるステージングでした。
身体面では背中の広がりが非常に良かったです。筋肉量だけでなく肩甲骨をうまく広げる事ができており、上半身のアウトラインが良く見えました。
また骨盤のコントロールも正確にできており、バック・サイドポーズ時の臀部がより綺麗に見えました。
各筋肉のセパレーションは薄かったので、そこが改善されるとより素晴らしい身体になると思います。
オールジャパンマスターズでも、セパレーションが改善されれば上位を目指せると思います。
今後の更なるご活躍を楽しみにしております。
ビキニフィットネス講評 安井友梨
トレーニングにより作られた筋肉量、曲線的な美しさ、仕上げた身体に特に細くくびれたウエスト、丸みのあるヒップ、肌の艶、ハリ、華やかな振舞いなどの表現が求められる競技です。
158cm以下
1位 勝 美有紀
全体的の筋肉量がかなりしっかりされており、仕上がりも抜群、アウトライン良かったです。オールジャパンで上位目指して挑戦して欲しいです。
2位 奥村悠
柔軟性を上げてメリハリの強化。今後期待の選手です。絞りが過去1とてもよかったです。上半身の筋肉量や仕上がり感が素晴らしく、もう少し下半身の筋肉感が全体的に残るとさらに良くなります。ステージングも、とても魅了されました。
3位 引地知世
程よい絞りとしっかりと鍛えられた体でしたが全体のバランスも良く、ステージもクールビューティーで素敵でした!
4位 岡奈々世
ポージングが安定していて、完璧なエレガントさとチャーミングさを兼ね備えて、身体の良さをアピールできていました。
上半身の仕上がり感をもう少し高め、背中のところで差がついていました。お尻や、丸い筋肉肌のハリツヤ共に抜群のビキニらしさがあるので、生かして欲しいです。
5位 白石 彩乃
絞りがとても甘く残念でした。ステージ上で堂々として振る舞えているので、また挑戦して欲しいと思います。
163cm以下級
1位 山田かなで
登場してきたときエレガントな雰囲気、笑顔、全体によく絞り込まれた仕上がりに目が行きましステージングが華やかで笑顔がとてもキュートでした。ウエストが細く改善され、来年はビキニで上を目指して挑戦していってほしいです!
2位 松原きくみ
筋肉量もありビキニらしい丸みもあり、アウトラインが良かったです。もう少しお尻を改善できると良くなると思います!
3位金城愉美
アウトラインすごく良かったので、もう一絞りできていたらすごく良いと思いました。
また挑戦して欲しいです。
4位 八田恵理子
絞りが甘くせっかくトレーニングしてきた筋肉が隠れてしまっていて残念でした。美しいヘアメイクは魅力的でした。また挑戦して欲しいです。
5位 竹田紗記
若い選手で、トータルパッケージも素敵でした。華やかな雰囲気表情が素晴らしく、ウエストをさらに細く、肩お尻が良くなるようトレーニングをしてまた挑戦して欲しいです
6位安藤典子
初出場ながら、堂々とポージングして
表彰式の涙が印象的でした!ここからがスタートラインですので継続してほしいです。
7位小清水加代
絞りが甘く筋肉のカットが見えず残念でした。上半身は良いので下半身の筋肉量を増やせるといいと思いました。また挑戦して欲しいと思います。
163cm超級
1位 原田恵久美
スタイルもよく、黄金比のバランスよいので、ここから筋肉が付いていくと素晴らしい選手になると思いました。脚は良い形なので、お尻にしっかり筋肉をつけて、上を目指してどんどん挑戦して欲しいです。
2位 沖田沙耶香
程よく絞れていて全体的にバランスよく筋肉が付いているように思いました。特に脚がよく見えました。下半身に比べて肩背中の筋量をつけてまた挑戦して欲しいです。
3位 片岡明美
手足が長くスタイルが良くアウトラインもとてもいいものを持っていると思いました。絞りが甘く、52キロまで調整してまた挑戦して欲しいと思いました。
メンズフィジークチャレンジクラス
喜津木怜志
1位 高橋侑大
筋肉の立体感が際立っており迫力のあるフィジークに仕上がっていた様に感じました。特に胸と
肩の筋量が素晴らしかった。一方で現在の筋量を活かしながらコンデションを後二段階くらい高
めることで完成度が一段と上がることを期待しています。フロントポーズとサイドポーズで流して
いる方の腕がアウトラインを消してしまっていたことバックポーズで極端に軸足が折れていたとこ
を、修正していただき更に高いレベルでのステージでの活躍期待しております。
2位 岸秀彦
フロントから見た全体の完成度が非常に素晴らしく、各部位の筋量・バランスともに高いレベル
に仕上がっていました。肩の広がりからウエストへのラインも綺麗で、Vシェイプがしっかりと表
現されています。ステージ上での見栄えも非常に良く、完成度の高いフロントでした。更に上位を
目指す為にサイドポーズの際肘が内側に曲がってアウトラインが消えてしまっていたので流す方の
手を軽く外側に曲げることで更に印象が良くなる様に感じました。
3位 鶴原大和
ポージングが素晴らしいと感じました。軸がしっかりとれていて力感がなくバランスも良く全て
のポーズでしっかりと規定ポーズがとれていました。今後更に上位を目指す為に全体的な筋量を高
めていくことが重要だと感じました。
4位 渡邉俊比古
一つ一つ筋肉の発達が素晴らしく各部位にしっかりとした存在感がありました。ただ全体的に全
てのポーズが重たく見えてその原因が胸椎の可動性の少なさからきているのではないかと推測しま
した。もう少し胸を張ってお腹を締めてポーズがとれるようストレッチポールなどを使って胸椎の
可動性が出るよう取り組んでみてください。
5位 鶴田貴之
絞りが素晴らしく特に肩のセパレーションが明確に表現されていました。今後更に上位を目指す
為にフロントポーズでの腹直筋のマッスルコントロールが少し弱いように感じた。腹部の筋密度を
増やせれば全体の印象が変わり上位を狙えると感じた。
6位 山本舜
ポージングが素晴らしいと感じました。フロントから見た筋量のバランスが非常に良くVシェイプ
がしっかりと表現できていました。一方でバックポーズでは、背中の広がりをもう一段階高める
ことで迫力のあるバックシルエットを作れると思います。フロントは今まで通り強化していただき
広背筋を中心とした広がりを強化することで総合力の高いフィジークになる事を期待しています。
講評 長井 俊雄
メンズフィジーク168㎝以下
1位 木村 泰己 選手
2026東海メンズフィジークオーバーオール覇者 迫り出した肩、大胸筋が発達した印象でした。見栄えいい身体で一位を獲得したと思います。
2位 早川 武仁 選手
年齢を感じさせない身体、特に背中の発達は階級一だったと思います。次回一番高い表彰台に立てる事を楽しみにしております。
3位 中島 一 選手
理想的なVラインの持ち主、細いウエストで仕上がりも良くポージングや立ち回りも慣れてる印象の選手でした。次回の大会更なる上位に挑戦して頂きたいと思います。
4位 久志野 修次 選手
フィジーク選手必須の広い肩幅の持ち主で広い背中が印象的な選手。ミッドセクションが少し薄いのを改善すれば更なる上位が狙えると思います。
5位 竹内 賢吾 選手
毎年少しずつインプルーブしている選手。今大会は少し仕上がりがソフトに感じましたが、ポテンシャル高い選手だと感じます。次回表彰台目指して欲しいと思います。
6位 鳥居 朋也 選手
発達した大胸筋に目がいきました。まだ年齢が若く、今後の成長が楽しみな選手。アウトラインとポージングのクセを改善出来れば良い印象になると思います。
メンズフィジーク172cm以下
1位 飯田 翼選手
今大会ベストフィジーク賞、オーバーオール覇者
フィジークらしいアウトラインの持ち主。今大会では弱点らしい弱点がなく、文句なしの優勝です。更なる高みに挑戦して頂きたいと思います。
2位 本多 智史選手
仕上がりがハードで深い溝の印象深い身体の印象です。
飯田選手と僅差だったと思いますが、次回一番高い表彰台に立てる事を楽しみにしています。
3位 大場 直久選手
顔が小さく、ウエストも細く丸い筋肉の印象の選手。フィジークの素質は充分に持っている選手です。次回の大会更なる上位に挑戦して頂きたいと感じました。
4位 村地 僚太選手
ポージングも上手く、爽やかな笑顔、仕上がり良い印象でした。少しミッドセクションが弱く感じました。次回表彰台に立つ事を楽しみにしております。
5位 村井 巧選手
サイズ感がありいい印象で目立っていました。上位の選手と比べるとVラインが縦長に感じたのと、肌の色が白く見えました。是非次回上位を目指して頂きたいと思いました。
6位 菊井 崇矢選手
バランスの良い印象でしたが、上位と比較するとサイズ不足と仕上がりが少し甘く見えました。改善すれば充分上位を狙えると思います。
メンズフィジーク講評
佐伯伊都企
176cm以下級
1位 愛甲竜雲
ウエストも細く腹筋もはっきりと浮き上がり広背筋の広がりもあり非常にバランスが取れていた。
ただ、サイドポーズの際に若干軸が傾く傾向があった。
アウトラインは素晴らしいので全体的に筋量を増やし厚みを持たせられれば今後オールジャパンでTOPの選手達と戦えるので今後も引き続きトレーニングを頑張って欲しい。
2位 岸本悠也
ウエストも細く肩の張り出しや背中の広がりなど逆三角形が綺麗に表現されておりアウトラインは素晴らしかった。
ただ、サイドポーズの際に軸が傾いたり腕を上げすぎる癖が少々気になった。
また、若干絞りが甘いところがありミッドセクションが少しぼやけて見えてしまった。
オールジャパンでも十分に戦えるポテンシャルがあるので是非とも改善し頑張って欲しい。
3位 山本啓太
全体的に絞りが素晴らしく特にミッドセクションがすごくハードに表現されていた。
TOP1,2の選手と比較すると広背筋の広がりが弱く逆三角形が若干弱く見えてしまった。
今後は広背筋の広がりと肩の丸みの強化すればもっと上位を狙えるポテンシャルがあるので今後の改善に期待したい。
4位 國井鉱治
毎回、安定したコンディションで体も毎年しっかりとインプルーブされている。
筋量もあり仕上がりも本当に素晴らしかったが上位3人と比較するとかなりバルキーでフィジークらしさという視点からするともう少しウエストをシャープに仕上げられればさらに上が目指せる。
来年こそは一位を目指して頑張って欲しい。
5位 東将勝
笑顔もさわやかでポージングでの表現力もありバランスも良く綺麗な逆三角形の選手。
ただ、上位陣と比較すると絞りが甘く腹筋がぼやけてしまっていた。
今後は大会でのコンディションの改善と肩回りのバルクアップを次の課題として頑張って欲しい。
6位 市橋誠也
綺麗なアウトラインをしていて笑顔も絶やさなかった。
ただ、上位陣と比較すると全体的に筋量が不足しており若干線が細く見えてしまった感じが否めない。
今後もバルクアップを目指し継続してトレーニングを頑張って欲しい。
180cm以下級
1位 小田達也
筋量もありウエストも細く逆三角形も綺麗に見えてアウトラインは素晴らしかった。
ただ、笑顔がなくポージングのぎこちなさがあったのと若干絞りが弱く腹筋がぼやけて見えてしまっていた。
オールジャパンでもトップで戦えるポテンシャルがあるので今後はもっと滑らかなポージングとコンディションの改善に努めて欲しい。
2位 野村一輝
バランスも良く筋量もありミッドセクションやバックポーズが非常にハードに表現されていた。
今後は上部の厚みと広背筋の広がり、そして肩回りの強化をすればさらに上を目指せるポテンシャルがあるので引き続き頑張って欲しい。
3位 末武勇史
綺麗なアウトラインをしており笑顔もさわやかで表現力もありバランスも良かった。
ただ、上位陣と比較すると筋量が若干不足しており、またフロントポーズの際に少し後ろにそっているようにも見えた。
またもう少しハードに仕上げればさらに上位が狙えるポテンシャルを持っているので今後もバルクアップとさらなるポージングの改善を目指して頑張って欲しい。
4位 石垣功
肩幅も広く広背筋の広がりもありウエストも細く綺麗なアウトラインをしていた。
ただ、上位陣と比較すると若干絞りが甘かった。
また、笑顔も少なくフロントポーズの際に腰を少し切る癖や再度ポーズの際に軸が傾くなど見せ方があまり良くなかった。
メンズフィジークはトータルパッケージで評価されるため今後も改善の一つして頑張って欲しい。
5位 下村晋太郎
手足が長くて全体的なバランスも良くアウトラインが綺麗な選手。
ただ、その分体の線が細く見えてしまうために全体的な筋量のアップと特に広背筋の広がりがあればもっと上を目指せるだろう。
まだまだ伸びるポテンシャルがあるので今後も引き続きトレーニングを頑張って欲しい。
6位 近藤雄太
腹筋の一つ一つが大きく目立っておりカットもしっかりと出ていた。
ただ、ポージングで肩を上げる癖があるため広背筋の広がりが少なくまたウエストも若干細く見えなかった。
もっと上を目指すのであれば今後は大胸筋上部の厚みや方の丸みも必要となってくるので今後はさらなる筋量増加を目指してトレーニングを頑張ってほしい。
180cm超級
1位 柳川寛太
笑顔もさわやかで型幅も広く広背筋の広がりもあり逆三角形が綺麗な選手。
全体的なトータルパッケージとしては高かったがオールジャパンで戦うにはまだ若干筋量が足りないように見えた。
また、サイドポーズで軸が前に傾いていたのとひねりが少し足りなかったために腹斜筋が綺麗に出せていなかった。
今後は全体的なバルクアップと綺麗で滑らかなポージングが取れるよう引き続き頑張って欲しい。
2位 吉田拓弥
綺麗なアウトラインで仕上がりもよくミッドセクションも力強く見えた。
ただ、笑顔が少なくポージングでも若干硬さが目立った。
メンズフィジークは体だけではなくトータルパッケージで見られるので今後はその部分の改善と、そして肩回りと大胸筋上部の筋量がつけばもっと上を目指せるポテンシャルがあるので引き続き頑張って欲しい。
3位 二部響
全体的なバランスが良くステージ上では笑顔も絶やさずさわやかなイメージがあった。
ミッドセクションも綺麗にアピール出来ていたが、ただTOPの選手と比較すると若干絞りが甘かったのと筋量がもう少し足りなかった。
もっと上位を狙えるポテンシャルがあるので今後は全体的なバルクアップと大会に向けたコンディション作りに取り組んで欲しい。
4位 松本英剛
ウエストも細く逆三角形が綺麗に見えるバランスの取れた選手。
ただ、TOPの選手達と比較すると全体的に筋量が足りないのとポージングにぎこちなさがあり少し硬く見えてしまった。
今後は力みを感じさせないようなもっと滑らかなポージングが取れることと全体的なバルクアップを頑張って欲しい。
5位 村松宏樹
肩の丸みもあり力強いミッドセクションで腹斜筋もしっかりと目立っていた。
ただ、ポージングの際に肩をそり胸を突き出しているように見えたせいでせっかくの広背筋の広がりや丸みのある肩も若干弱く見えてしまった。
また、若干色が白くライトで飛んでしまっていたので今後はポージングの改善と日焼けやカラーリングも見直せばもっと上位を狙えるだろう。
6位 斉田翔
笑顔がさわやかで腹筋の一つ一つも大きくきれいなアウトラインの選手。
ただ、上位の選手と比較すると広背筋の広がりが足りなかったのと絞りも若干甘かった。
今後は全体的な厚みと広背筋の広がり、そして大会に向けたコンディション作りに注力して引き続きトレーニングを頑張って欲しい。
メンズフィジーク オーバーオール優勝 飯田 翼
ビキニフィットネス オーバーオール優勝 勝 美由紀
ベストフィジーク賞 飯田 翼
ベストフィットネス賞 山田 かなで
ゲストポーズ 穴見一佐選手
2026 大会レポートは順次更新します、しばらくお待ちください。